キヤノン(キャノン)の平均年収は882万円|最新データと推移

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キヤノンの平均年収は約882万円(2025年12月期)

キヤノン株式会社が提出した2025年12月期(第125期)の有価証券報告書では、提出会社(単体)の平均年間給与は882万円(8,817,253円)と開示されています。前期から16万円(+1.8%)増え、4期連続の増加で過去5期の最高水準となりました。

同じ開示では平均年齢44.3歳、平均勤続年数18.9年、提出会社の従業員数22,921人。連結従業員数は165,547人とされており、単体の平均年収は連結グループ全体の平均ではない点に注意が必要です。

  • 平均年間給与:約882万円(8,817,253円/提出会社単体)
  • 前期比:+16万円(+1.8%)
  • 平均年齢:44.3歳/平均勤続年数:18.9年
  • 提出会社の従業員数:22,921人(連結は165,547人)

過去5期の年収推移

有価証券報告書ベースの平均年間給与は、2021年12月期760万円から2025年12月期882万円へと5期で約122万円(+16.1%)増加しています。毎期プラスで推移している点が特徴です。

  • 2021年12月期:760万円(平均年齢44.9歳)
  • 2022年12月期:808万円(平均年齢43.8歳)
  • 2023年12月期:832万円(平均年齢44.1歳)
  • 2024年12月期:866万円(平均年齢44.2歳)
  • 2025年12月期:882万円(平均年齢44.3歳)

業界平均・全上場平均との比較

2025年12月期の数値を業種別に見ると、電気機器228社の平均は742万円、全上場3,803社の平均は695万円とされています。キヤノンの882万円は業種平均を約140万円(+18.9%)、全上場平均を約187万円(+26.9%)上回る水準です。

一方で、集計サイトによっては中央値708万円という数字も示されており、平均値だけを見ると一部の高額層に引っ張られている可能性があります。また電気機器内の最高水準は2,178万円とされ、同じ業種でも企業による差は大きい状況です。

  • キヤノン:882万円
  • 電気機器228社の平均:742万円
  • 全上場3,803社の平均:695万円
  • 参考値としての中央値:708万円

国内全体・製造業の水準と比べると

厚生労働省の賃金構造基本統計調査をもとにした年収換算の参考値では、一般労働者・男女計の年収目安は約490万円、大学卒で約570万円、製造業では約475万円とされています。

ただしこれらは所定内給与からの概算であり、調査対象や賞与の扱いが企業の有価証券報告書とは異なります。単純に横並びで比較できる数字ではない点は押さえておきましょう。

  • 一般労働者・男女計(2025年):約490万円(参考値)
  • 大学卒(2025年):約570万円(参考値)
  • 製造業(2025年):約475万円(参考値)
  • キヤノンの882万円はこれらを大きく上回るが、算出方法が異なる

平均年収を見るときの注意点

有価証券報告書の平均年間給与は、提出会社(単体)に所属する従業員が分母です。賞与や基準外賃金は含まれますが、退職金は含まれません。また役員報酬は含まれないのが一般的です。

平均値は職種・等級・勤続年数・勤務地などで個人差が大きく、全従業員が同じ金額を受け取るわけではありません。集計サイトによって数値が異なる場合もあり、最終的には出典元の開示資料を確認するのが確実です。

  • 対象は提出会社(単体)の従業員であり、連結全体ではない
  • 賞与・基準外賃金は含むが、退職金は含まない
  • 平均値であり、職種・等級・勤務地で実際の年収は大きく異なる
  • サイトによって集計方法や対象期が異なるため数値がずれることがある

男女の賃金差・管理職比率などの開示

2025年12月期の有価証券報告書では、女性管理職比率4.6%、男女の賃金の差異は全労働者で76.1%(男性の賃金を100とした場合の女性の賃金)、男性の育児休業取得率は86.3%と開示されています。

男女の賃金の差異は、職階や勤続年数の構成差を含んだ数値であり、同一労働に対する賃金差を示すものではありません。キャリア形成の違いも反映される点は理解しておきたいところです。

  • 女性管理職比率:4.6%
  • 男女の賃金の差異(全労働者):76.1%
  • 男性の育児休業取得率:86.3%

転職・年収アップを考えるときの視点

キヤノンはプリンティング、メディカル、イメージング、インダストリアルなど複数分野を抱える精密機器メーカーで、職種によって求められるスキルも報酬水準も異なります。平均年収は高めですが、応募ポジションの等級や勤務地によって提示額は変わるのが一般的です。

転職を検討する場合は、平均年収だけで判断せず、職種別の給与レンジ、賞与の仕組み、勤務地手当、リモート可否などを合わせて確認するとミスマッチを減らせます。

  • 平均年収はあくまで会社全体の目安として捉える
  • 職種・等級・勤務地で実際の提示額は変動する
  • 賞与や各種手当、働き方の制度も合わせて確認する

この記事のポイント

  • キヤノンの平均年収は2025年12月期で約882万円(提出会社単体・賞与込み)
  • 前期比+16万円で4期連続増加、過去5期で最高水準
  • 電気機器平均742万円、全上場平均695万円を大きく上回る
  • 数値は単体従業員が対象で、退職金は含まず、平均値である点に注意
  • 女性管理職比率4.6%、男女の賃金の差異76.1%などの開示も参考になる

参考情報

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