キリン(キリンホールディングス)の年収は999万円|平均年収と推移
キリンホールディングスの平均年収は約999万円
キリンホールディングス株式会社の平均年間給与は999万円(9,985,539円)です。2025年12月期(第187期)の有価証券報告書に基づく提出会社単体の数値で、平均年齢41.6歳・平均勤続年数13.6年・従業員数1,124人という条件のもとで公表されています。nikkei.com
同じ数値は年収データサイトでも確認でき、前期(2024年12月期)の1,001万円からは2万円の減少(−0.2%)となっています。moneyzone.jp
- 平均年収:999万円(9,985,539円)
- 平均年齢:41.6歳
- 平均勤続年数:13.6年
- 従業員数:1,124人(提出会社単体)
- 出典:2025年12月期 有価証券報告書
平均年収の推移(直近5期)
直近5期の平均年収は871万円から999万円へと、おおむね右肩上がりで推移しています。2022年12月期に+72万円と大きく伸び、2024年12月期には1,001万円と1,000万円台に到達しました。
ただし平均年齢と平均勤続年数は年々低下しており、若手・中途採用の増加が平均値を押し下げている可能性があります。単純な「全員の給与が下がった」と読むのは適切ではありません。
- 2021年12月期:871万円(平均年齢42.7歳・1,156人)
- 2022年12月期:943万円(42.5歳・914人)
- 2023年12月期:957万円(42.3歳・977人)
- 2024年12月期:1,001万円(41.8歳・1,067人)
- 2025年12月期:999万円(41.6歳・1,124人)
同業他社との年収比較
飲料・食品大手のなかでは、キリンホールディングスの999万円は中位からやや上位に位置します。アサヒグループホールディングスは1,218万円、サントリーホールディングスは1,176万円と、キリンより200万円前後高い水準です。nikkei.com
一方で、サッポロビールは1,014万円、日本たばこ産業は1,004万円とキリンと近い水準にあり、カゴメ(904万円)や宝ホールディングス(763万円)よりは高くなっています。
- アサヒグループホールディングス:1,218万円
- サントリーホールディングス:1,176万円
- サッポロビール:1,014万円
- 日本たばこ産業:1,004万円
- キリンホールディングス:999万円
- カゴメ:904万円/宝ホールディングス:763万円
全国平均・業種平均との差
厚生労働省の令和7年(2025年)賃金構造基本統計調査によると、一般労働者(男女計)の所定内給与は月額34万600円で、単純に12か月換算すると年収490万円程度が目安になります。キリンの999万円はこれを大きく上回る水準です。mhlw.go.jp
比較として、食料品業界123社の平均は673万円、全上場企業の平均は694万円とされ、キリンは業種平均を約326万円(+48.4%)、全上場平均を約305万円(+43.9%)上回ります。moneyzone.jp
参考までに、産業別では電気・ガス・熱供給・水道(年収換算約640万円)、学術研究・専門・技術サービス(約635万円)、金融・保険(約630万円)が高い水準にあります。mhlw.go.jp
- 一般労働者・男女計:月34.06万円/年収換算 約490万円
- 同・男性:月37.34万円/約540万円、女性:月28.59万円/約410万円
- 大学卒:月39.63万円/約570万円、高校卒:月29.72万円/約420万円
- 食料品業界平均:673万円/全上場平均:694万円
手取りはどのくらいになるか
額面999万円の場合の手取りは、概算で年720万〜760万円前後になることが多いとされます。社会保険料や所得税・住民税、自治体や家族構成によって変動するため、あくまで目安として捉えてください。
月額に直すと額面で約83万円、手取りで月60万円前後という計算になります。賞与の割合が高い場合は月々の手取りがさらに小さくなる点にも注意が必要です。
- 額面年収999万円 → 手取りの目安は年720万〜760万円程度
- 独身・扶養なしの場合、手取りはおおむね額面の72〜76%が目安
- 住宅ローンやふるさと納税などの控除で実際の負担は変わる
この数値を見るときの注意点
公表されている999万円は、あくまで持株会社であるキリンホールディングス単体の平均です。キリンビールやキリンビバレッジなどグループ各社の従業員は含まれていないため、グループ全体の水準とは一致しません。
初任給は日経会社情報の調査でも「--」となっており、記事執筆時点で公式な数値は確認できません。また平均年収は役職・年齢・職種を問わない平均値なので、個人の年収を保証するものではありません。
有価証券報告書では男女の賃金の差異が示されており、キリンは女性の賃金が男性の74.8%とされています。全国平均の男女間賃金格差が76.6(男=100)であることとあわせて見ると、職種構成や管理職比率の影響も含んだ数値だとわかります。mhlw.go.jp
- 999万円は提出会社単体の平均で、グループ全体とは異なる
- 初任給は現時点で公式情報が確認できない
- 平均値であり、個人の年収を保証するものではない
- 男女の賃金差異は職種・役職構成の影響も受ける
転職・応募を検討する場合の視点
キリンの採用は持株会社と各事業会社で募集が分かれており、応募先によって提示される給与レンジは異なります。求人票や面接時の条件提示で、勤務先の法人名と等級制度を必ず確認しましょう。
中途採用では前職の年収と職務内容をもとに等級が決まるのが一般的です。年収999万円という平均値は40代前後の総合職・管理職を含んだ数字なので、20代や30代前半ではまずこの水準には届かないと考えておくのが現実的です。
正確な情報は、キリンの公式採用サイトや有価証券報告書、厚生労働省の賃金構造基本統計調査など一次情報で確認することをおすすめします。
- 応募先の法人(持株会社か事業会社か)を確認する
- 等級・職種によって実際の年収レンジは大きく異なる
- 若手・経験の浅い層では平均値より低い水準が想定される
- 公式採用サイト・有価証券報告書・公的統計を優先して確認する
この記事のポイント
- キリンホールディングスの平均年収は999万円(2025年12月期・提出会社単体)
- 平均年齢41.6歳・平均勤続年数13.6年・従業員1,124人
- 直近5期は871万円→999万円と緩やかに上昇してきた
- アサヒ(1,218万円)やサントリー(1,176万円)よりは低い水準
- 食料品業界平均673万円・全上場平均694万円を大きく上回る
- 手取りは年720万〜760万円前後が目安(条件により変動)
- 持株会社単体の数値であり、グループ全体や個人の年収とは一致しない