ダイセル 年収866万円|平均年収・手取り・推移を解説
ダイセルの平均年収は約866万円(2026年3月期・単体)
株式会社ダイセル(証券コード4202)が提出した有価証券報告書および集計サイトによると、2026年3月期の平均年間給与は約866万円(8,655,282円)です。前年(2025年3月期)は859万円だったため、前年比では+6万円・+0.7%程度の微増となります。
この金額は提出会社(単体)の従業員2,533人を分母とした数値で、賞与や基準外賃金を含み、退職金は含みません。連結従業員数は約11,034人と単体の4倍以上あるため、連結全体の平均とは異なる点に注意してください。
- 平均年間給与:約866万円(2026年3月期・単体)
- 前年比:+6万円(+0.7%)程度
- 平均年齢:41.9歳/平均勤続年数:15.3年
- 従業員数:単体2,533人・連結11,034人
平均年収の推移(2020年3月期〜2026年3月期)
有価証券報告書の記載値をもとにした推移を見ると、2021年3月期の715万円を底に、2022年3月期739万円、2023年3月期796万円、2024年3月期814万円、2025年3月期859万円、2026年3月期866万円と、ここ数年は増加基調が続いています。5期分では+126万円(+17.1%)の上昇です。
ただし、この推移は単体の従業員構成や年齢構成の変化も含んだ平均値です。個人の昇給ペースを示すものではない点は留意してください。
- 2021年3月期:715万円
- 2022年3月期:739万円
- 2023年3月期:796万円
- 2024年3月期:814万円
- 2025年3月期:859万円
- 2026年3月期:866万円
手取りの目安はおおよそ620万〜660万円前後
平均年収866万円の場合、所得税・住民税・社会保険料を差し引いた手取りは、一般的な計算ではおおよそ620万〜660万円前後(月あたり約52万〜55万円)が目安になります。扶養家族の有無や住んでいる自治体、各種控除の状況によって実際の金額は変わります。
なお、平均年収は管理職・ベテラン層を含む全従業員の平均です。若手・中途入社の初年度からこの水準の手取りが得られるという意味ではありません。
- 額面866万円に対する手取りの目安:約620万〜660万円
- 月額換算:約52万〜55万円前後
- 家族構成・控除・自治体により変動
全国平均・製造業平均との比較
厚生労働省の賃金構造基本統計調査をもとにした参考値では、一般労働者・男女計の年収は約490万円、製造業は約475万円、産業別で最も高い電気・ガス・熱供給・水道でも約640万円となっています。ダイセルの約866万円はこれらを大きく上回る水準です。
化学業界の中では、集計サイトによると化学114社中19位(上位26.1%)に位置づけられています。業界内でも高めの部類に入る一方、同じ化学でも企業ごとの差は大きい点は理解しておきましょう。
- 全国・一般労働者(男女計):約490万円
- 製造業:約475万円
- 電気・ガス・熱供給・水道:約640万円
- ダイセル:約866万円(化学114社中19位)
男女の賃金差異・女性管理職比率などの指標
有価証券報告書および集計サイトによると、提出会社の男女の賃金差異(全労働者、男性の賃金を100とした場合の女性の賃金)は80%台前半、管理職に占める女性労働者の割合は6〜8%程度、男性労働者の育児休業取得率は90%超とされています。
この賃金差異は職階・等級・勤続年数の構成差を含む数値であり、同一労働に対する賃金差を示すものではありません。数値の定義を確認したうえで参照してください。
- 男女の賃金差異(全労働者):80%台前半
- 管理職に占める女性労働者の割合:6〜8%程度
- 男性労働者の育児休業取得率:90%超
出典によって金額が違う理由
検索結果には「739万円」という古い集計値も見られます。これは2022年3月期など過去の有価証券報告書を基にした数値で、最新期の約866万円とは対象年度が異なります。
また、単体(提出会社)と連結では従業員数も平均年収も別物です。年収を比較する際は、いつの決算期・どの範囲(単体か連結か)の数値なのかを必ず確認してください。
- 739万円は過去年度(2022年3月期など)の値
- 単体と連結は分母が異なる
- 比較時は決算期と対象範囲をそろえる
この記事のポイント
- ダイセルの平均年収は約866万円(2026年3月期・単体、賞与込み・退職金除く)
- 前年859万円から微増、5期で+126万円と増加基調
- 手取りの目安は約620万〜660万円前後
- 全国平均約490万円・製造業約475万円を大きく上回る
- 単体ベースの数値であり、個人の年収を保証するものではない