メタウォーターの年収は904万円?平均年収・推移・手取りを解説
メタウォーターの平均年収は904万円(2026年3月期・単体)
メタウォーター株式会社(証券コード9551)が開示した有価証券報告書によると、2026年3月期の提出会社(単体)の平均年間給与は904万円でした。前年の871万円から+33万円(+3.8%)の増加です。平均年齢は43.3歳、平均勤続年数は16.8年、単体の従業員数は1,850人、連結では3,427人とされています。
上水道・下水道の水処理分野を主力とする企業で、平均年収900万円前後は日本全体の水準と比べて高い部類に入ります。ただし金額は提出会社(単体)ベースであり、グループ全社の全従業員が同水準という意味ではありません。
- 平均年収:904万円(2026年3月期・単体)
- 前年比:+33万円(+3.8%)
- 平均年齢:43.3歳/平均勤続年数:16.8年
- 従業員数:単体1,850人・連結3,427人
平均年収の推移(2019年3月期〜2026年3月期)
公表データを並べると、平均年収は775万円から904万円へと緩やかに上昇を続けています。直近3期は822万円→836万円→871万円→904万円と、毎期30万円前後の上げ幅が続いている点が特徴です。
ただし伸び率は毎年一定ではなく、2022年3月期は+0.7%、2024年3月期は+1.7%にとどまるなど、期によって差があります。業績や人員構成の変化によって上下する点は理解しておきましょう。
- 2019年3月期:775万円
- 2020年3月期:780万円
- 2021年3月期:788万円
- 2022年3月期:793万円
- 2023年3月期:822万円
- 2024年3月期:836万円
- 2025年3月期:871万円
- 2026年3月期:904万円
業界・同年代の水準と比べるとどうか
厚生労働省の賃金構造基本統計調査をもとにした年収換算の参考値では、電気・ガス・熱供給・水道業の一般労働者は年収約640万円、全体では約490万円とされています。メタウォーターの単体平均904万円は、業種平均を大きく上回る水準です。
同業・同年齢の世間水準との比較では+139万円程度、電気・ガス・熱供給・水道業の企業の中では上位(26社中7位)という整理も見られます。ただしこれは平均年収1点をもとにした推計であり、実際の昇給ペースは会社ごとに異なります。
- メタウォーター:904万円(2026年3月期・単体)
- 電気・ガス・熱供給・水道業の参考値:約640万円
- 一般労働者全体の参考値:約490万円
- 同業・同年齢水準との差:+139万円程度(推計)
給与の内訳と手取りの目安
有価証券報告書が開示するのは年収の総額のみで、賞与の内訳は公表されていません。国の調査をもとにした推計では、年間賞与は約187万円、月給換算で約59.7万円、賞与月数は約3.1か月分という試算があります。実際の配分は等級制度や評価によって変わるため、目安として捉えてください。
手取りは年収904万円の場合、社会保険料や税金を差し引いておおむね630万〜670万円前後(約7割前後)になることが多いとされます。家族構成や住んでいる自治体、各種控除の有無で変わるため、あくまで概算です。
- 賞与の推計:約187万円(月給換算で約59.7万円・約3.1か月分)
- 手取りの目安:おおむね630万〜670万円前後(概算)
- 実際の配分は資格等級・評価・制度により変動
職種別の募集年収の例
転職サイトの掲載求人では、職種ごとに予定年収のレンジが示されています。技術系では労働安全衛生(EHS・HSE)で610万〜870万円、別の求人で500万〜700万円といった例が見られます。
社員の年収例としては、現場代理人で年収650万円(月給31万2,000円+賞与+残業手当)、リーダークラスで年収750万円(月給34万7,000円+賞与+残業手当)といったモデルケースが紹介されています。いずれも掲載時点のモデルであって、実際の提示額を保証するものではありません。
- 労働安全衛生(EHS・HSE):予定年収610万〜870万円の例
- 別求人での予定年収:500万〜700万円の例
- 現場代理人:年収650万円(モデルケース)
- リーダークラス:年収750万円(モデルケース)
転職で確認したいポイント
平均年収はあくまで全社平均であり、入社時の提示額が904万円になるわけではありません。等級制度(管理職・一般職)にもとづく給与テーブルと評価で決まる仕組みが採用されているため、応募ポジションの等級と想定年収を面接で確認しておくと安心です。
また、平均勤続年数は16.8年と長めで、女性管理職比率は4.3%、男女の賃金の差異は77.7%(女/男)と開示されています。働き方やキャリア形成の実態は数値だけでは判断できないため、募集要項や面談で具体的に確認することをおすすめします。
- 提示額は等級・評価によって決まるため、想定等級を確認する
- 平均年収は単体ベースである点に注意する
- 勤続年数・管理職比率などの開示数値もあわせて確認する
- 募集要項のモデル年収は保証額ではないと理解しておく
この記事のポイント
- メタウォーターの平均年収は2026年3月期・単体で904万円(前年871万円)
- 2019年3月期の775万円から8期で約+129万円と緩やかに上昇
- 電気・ガス・熱供給・水道業の参考値(約640万円)や全体(約490万円)を上回る水準
- 賞与は約187万円・月給約59.7万円という推計、手取りは630万〜670万円前後が目安
- 平均年収は全社平均であり、個人の提示額を保証するものではない