リクルートの年収は1145万円?平均年収・役職別・手取りを解説
リクルートの平均年収は約1,145万円〜1,162万円
株式会社リクルートホールディングスが提出する有価証券報告書の平均年間給与(提出会社単体・賞与込み)は、2025年3月期で1,145万円、2026年3月期で1,162万円とされています。前期比では+17万円(+1.5%)となり、2期連続の増加で過去5期の最高を更新したと報じられています。
これは平均年齢40.2歳・平均勤続年数9.3年という条件での数値です。サービス業560社の平均628万円を約85%上回り、全上場企業平均695万円を約67%上回る水準で、サービス業のなかでは16位に位置するとされています。
ただし有報の平均年間給与は「提出会社単体」の従業員が対象で、グループ全体の給与を表すものではありません。また職種・役職・評価・勤務地によって実際の金額は大きく変動します。
- 2026年3月期:1,162万円(前期比+17万円、平均年齢40.2歳)
- 2025年3月期:1,145万円(前期比+26万円、平均年齢40.5歳)
- 2024年3月期:1,119万円(前期比−20万円)
- 2023年3月期:1,139万円
- 2022年3月期:998万円
平均年収の推移(過去6期)
すべらない転職がまとめた有報データでは、2020年3月期964万円から2021年3月期950万円へいったん下がった後、2023年3月期に1,138万円まで上昇、その後は1,100万円台で推移しています。
出典によって集計年度や丸め方が異なるため、1,138万円・1,139万円のように数万円の差が出ます。どの数値も「ある1期の平均」である点に注意してください。
- 2020年3月期:964万円(平均年齢37.5歳)
- 2021年3月期:950万円(平均年齢38.7歳)
- 2022年3月期:997万円(平均年齢38.9歳)
- 2023年3月期:1,138万円(平均年齢39.3歳)
- 2024年3月期:1,119万円(平均年齢39.8歳)
- 2025年3月期:1,145万円(平均年齢40.5歳)
役職別の年収イメージ
リクルートはグレード(G)制を採用しており、役職・グレードごとに報酬レンジが設定されているとされています。以下は転職メディアが公開している参考レンジで、実際の金額は評価・賞与・手当・地域で変動します。
メンバー層では400万〜500万円台、チームリーダー層で660万〜830万円台、ゼネラルマネージャー層で920万〜1,100万円台、シニアGM〜部長層で1,200万〜1,430万円台、エグゼクティブ層では1,500万円以上(2,000万円超の例も)という整理が紹介されています。
- メンバー(G1〜4):約400万〜500万円
- ジュニアTL(G5〜8):約660万〜700万円
- TL(G9〜10):約730万〜830万円
- GM(G11〜13):約920万〜1,100万円
- シニアGM〜部長(G14〜16):約1,200万〜1,430万円
- エグゼクティブ(G17〜19):約1,500万円〜
年代別・職種別の年収
年代別では、25〜29歳で平均550万円、30〜34歳で626万円、35〜39歳で707万円、40〜44歳で820万円というデータが紹介されています。最高年収の例として25〜29歳で3,000万円といった事例も挙げられていますが、これはごく一部のケースです。
職種別では営業系が平均592万円(平均年齢31.4歳)、企画・事務・管理系が768万円(平均年齢34.6歳)とされています。職種によって平均年齢が異なるため、単純な比較はできません。
- 25〜29歳:平均550万円
- 30〜34歳:平均626万円
- 35〜39歳:平均707万円
- 40〜44歳:平均820万円
- 営業系:平均592万円(平均年齢31.4歳)
- 企画・事務・管理系:平均768万円(平均年齢34.6歳)
全国平均・他業種との比較
厚生労働省の令和7年(2025年)賃金構造基本統計調査によると、一般労働者(短時間労働者以外)の所定内給与は男女計340,600円(前年比3.1%増)です。これを単純に年収換算すると約490万円前後が目安となります。
産業別では電気・ガス・熱供給・水道業(444,000円)、学術研究・専門・技術サービス業(440,300円)、金融・保険業(437,000円)、情報通信業(406,000円)などが高水準で、年収換算では約585万〜640万円帯です。リクルートの1,145万〜1,162万円はこれらを大きく上回る水準といえます。
- 一般労働者・男女計:月額340,600円/年収換算約490万円
- 男性:月額373,400円/年収換算約540万円
- 女性:月額285,900円/年収換算約410万円
- 大学卒:月額396,300円/年収換算約570万円
- 電気・ガス・熱供給・水道:月額444,000円/年収換算約640万円
手取りの目安
年収1,145万円の場合、所得税・住民税・社会保険料を差し引いた手取りは、おおむね額面の7割前後が目安とされ、概算で750万〜820万円程度になることが多いです。扶養家族の有無、社会保険の加入状況、勤務地の住民税などで変わります。
正確な手取りは自治体・保険料率・控除の内容で変動するため、給与明細や自治体の試算ツールで確認することをおすすめします。この記事では断定的な手取り額は示しません。
- 額面1,145万円の手取りは概算750万〜820万円前後が目安
- 税金・社会保険料の負担は額面の2〜3割程度
- 扶養・控除・勤務地で実際の手取りは変動する
注意点
有報の平均年間給与は「提出会社単体」の対象従業員の平均であり、グループ全体や全ての職種を含むものではありません。また平均値は一部の高額報酬者の影響を受けやすく、中央値とは異なります。
リクルートへの転職を検討する場合は、平均年収だけで判断せず、募集職種のグレード・等級レンジ・評価制度・勤務地を確認することが重要です。
- 有報の数値は提出会社単体・平均値であり、全従業員の実態を表すものではない
- 役職・グレード・職種・勤務地で実際の年収は大きく変動する
- 転職時は求人票の想定年収レンジと等級制度を確認する
この記事のポイント
- リクルートホールディングスの平均年間給与は1,145万円(2025年3月期)〜1,162万円(2026年3月期)
- サービス業平均628万円、全上場平均695万円を大きく上回る水準
- 役職別ではメンバー400万〜500万円台、部長層1,200万〜1,430万円台のレンジが紹介されている
- 年代別では40〜44歳で平均820万円というデータもある
- 全国の一般労働者は年収換算約490万円が目安(厚労省2025年調査)
- 手取りは額面の7割前後(概算750万〜820万円)が目安で、条件により変動する