婚活と年収の現実|平均年収・世帯年収・求められる年収を解説
婚活と年収の関係性
婚活において年収は重要な要素の一つです。特に女性が結婚相手に求める条件として「経済力」を重視する傾向は根強く、出生動向基本調査では1992年から2025年にかけて「男の経済力」を重視する割合は9割前後で推移しています(infoseek.co.jp)。
一方、男性が女性の経済力を求める割合も増加しており、1992年の26.7%から2025年には55.6%にまで上昇しています。もはや男性だけの収入では結婚生活が成り立ちにくい時代になっているのです。
婚活で求められる年収の目安
婚活で女性が男性に求める年収は年々インフレしています。2019年には「年収500万円くらいの普通の男でいい」という発言が話題になりましたが、当時でも年収500万円以上の25~34歳独身男性は3割未満でした。
その後も条件は上昇し、2026年には「800万円の普通の年収でいい」という声も出ています。しかし年収800万円は数%しか存在せず、到底「普通」とは言えません(infoseek.co.jp)。
- 年収500万円:25~34歳独身男性の3割未満
- 年収600万円:さらに少ない層
- 年収700万円:ごく一部の層
- 年収800万円:数%のみ
日本の平均年収データ
厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査によると、一般労働者の所定内給与は男女計で月額340,600円、男性373,400円、女性285,900円です(mhlw.go.jp)。
これを年収換算すると、男女計で約490万円、男性約540万円、女性約410万円が一つの目安となります。また、民間給与実態統計調査に基づく平均給与は487万円(男性597万円、女性342万円)です(limo.media)。
- 賃金構造基本統計調査(2025年):男女計 月340.6千円/年約490万円
- 同調査:男性 月373.4千円/年約540万円
- 同調査:女性 月285.9千円/年約410万円
- 民間平均給与(2025年分):全体487万円、男性597万円、女性342万円
世帯年収の中央値と結婚の現実
出生動向基本調査によると、結婚している夫婦の世帯年収中央値は835万円に達しています。2010年には506万円だったため、15年間で329万円も増加しました(infoseek.co.jp)。
しかし、独身男性の年収中央値はこの15年間で64万円しか増えておらず、独身男女の年収中央値を足しても650万円にしかなりません。結婚している夫婦の世帯年収835万円には遠く及ばないのです。
- 世帯年収中央値:835万円(2010年は506万円)
- 夫の年収中央値増加:151万円
- 妻の年収中央値増加:234万円
- 独身男性の年収中央値増加:64万円
- 独身男女の年収中央値合計:約650万円
婚活における年収別の戦略
自身の年収に応じて、婚活の戦略を考えることが重要です。年収300万~400万円台の場合、共働きを前提とした相手探しや、スキルアップによる年収アップを検討するとよいでしょう。
年収500万~600万円台の場合は、すでに上位層に入りますが、相手に求める年収条件を再確認し、世帯年収で800万円を目指すなど、現実的な目標設定が求められます。
年収700万円以上の場合は、選択肢は広がりますが、相手の価値観や生活スタイルとの相性も重視することが長続きの秘訣です。
この記事のポイント
- 婚活で求められる年収は上昇傾向にあるが、実際にその年収に達する人は少数
- 日本の平均年収は男女計で約490万円、男性約540万円、女性約410万円(賃金構造基本統計調査)
- 結婚している夫婦の世帯年収中央値は835万円と、独身者の年収とかけ離れている
- 年収が低い場合でも、共働きやスキルアップで世帯年収を高める選択肢がある
- 婚活では年収だけでなく、価値観や生活スタイルの相性も重視することが大切