市役所職員の年収はいくら?平均・手取り・役職別を解説
市役所職員の年収は公的統計だけでは分かりにくい
今回の検索では、市役所職員に限定した平均年収を直接示す統計は確認できませんでした。表示されたのは厚生労働省の賃金構造基本統計調査で、民間事業所を中心とした一般労働者の賃金データです。
参考として、2025年の一般労働者・男女計の所定内給与は月340.6千円で、賞与込みの年収は約490万円と概算されています。男性は月373.4千円で約540万円、女性は月285.9千円で約410万円です。mhlw.go.jp
市役所職員の年収は、自治体ごとの給料表、級号俸、地域手当、扶養手当、住居手当、時間外勤務手当、期末・勤勉手当などで変動します。そのため、全国一律の平均値だけで判断するのは適切ではありません。
- 市役所職員の年収は自治体・職種・役職・勤続年数で大きく異なる
- 民間の賃金統計は市役所職員の給与を直接表すものではない
- 正確には総務省の地方公務員給与実態調査や各自治体の給与公表資料を確認する
市役所職員の年収目安:20代〜管理職の万円レンジ
一般行政職を想定した場合、年収はおおむね次のようなレンジが目安になります。ただし、大都市・政令市は高め、町村部は低めになりやすく、地域手当の有無でも差が出ます。
あくまで目安であり、残業時間や役職、家族手当、自治体の財政状況によって実際の年収は変わります。
- 20代前半:300万〜450万円程度
- 20代後半〜30代前半:400万〜550万円程度
- 30代後半〜40代:500万〜700万円程度
- 係長・課長補佐級:600万〜800万円程度
- 課長級:700万〜900万円程度
- 部長級:900万〜1200万円程度、自治体によってはさらに高くなることもある
手取りの目安は年収の75〜80%前後
年収から所得税、住民税、社会保険料、共済組合費などを差し引いた手取りは、おおむね年収の75〜80%前後が目安です。扶養家族の有無や自治体の共済制度によって変わります。
たとえば年収500万円なら手取り約380万〜400万円、年収600万円なら約450万〜470万円、年収700万円なら約520万〜550万円、年収800万円なら約580万〜620万円程度が一つの目安です。
- 年収500万円:手取り約380万〜400万円
- 年収600万円:手取り約450万〜470万円
- 年収700万円:手取り約520万〜550万円
- 年収800万円:手取り約580万〜620万円
民間平均との比較で見る市役所職員の年収
厚労省の2025年統計では、一般労働者・男女計の年収概算は約490万円、大学卒は月396.3千円で年収約570万円、高校卒は月297.2千円で年収約420万円です。mhlw.go.jp
市役所職員は地域や役職による差が大きいものの、基本給に加えて各種手当、期末・勤勉手当、退職金制度があるため、総合的な報酬では安定性が高い傾向があります。一方で、残業代の上限規制や副業制限など、民間とは異なる制約もあります。
- 民間一般労働者の年収概算は約490万円
- 大学卒の年収概算は約570万円、高校卒は約420万円
- 市役所は手当・退職金を含めた総合報酬で見る必要がある
- 役職に就かない場合は年収の伸びが緩やかになりやすい
市役所職員が年収を上げる主なポイント
市役所職員の年収を左右する要素は、昇任、役職、地域手当、専門職区分、時間外勤務などです。特に管理職への昇任は年収アップに直結しやすいですが、責任や業務負荷も増えます。
また、東京都や政令指定都市など地域手当が高い自治体では、同じ級でも年収が高くなりやすいです。技術職、保健師、福祉職などは独自の給料表や手当が適用される場合があります。
- 昇任試験に合格し、係長・課長補佐・課長へ昇任する
- 地域手当の高い自治体や政令市を選ぶ
- 専門職区分や特殊勤務手当の対象職種を確認する
- 時間外勤務の多い部署は一時的に年収が増えるが、働き方には注意
市役所職員の年収を調べる際の注意点
市役所職員の給与は各自治体が条例や給料表で定めており、全国共通の一律な年収表はありません。総務省の地方公務員給与実態調査は全地方公務員を対象とするため、市役所職員だけの平均とは限りません。
今回参照した賃金構造基本統計調査も、主に民営事業所の一般労働者を集計したものです。市役所職員の正確な年収は、各自治体の人事委員会や総務省の公表資料、求人情報で確認してください。
- 自治体ごとの給料表・級号俸・手当を確認する
- 総務省調査は市役所職員だけの平均ではない
- 民間統計をそのまま市役所職員に当てはめない
- 年収保証ではなく、あくまで参考レンジとして見る
この記事のポイント
- 市役所職員に限定した平均年収は今回の検索では確認できなかった
- 民間一般労働者の年収概算は約490万円、大学卒は約570万円
- 市役所職員の年収は自治体・役職・手当で大きく変動する
- 20代は300万〜450万円、40代は500万〜700万円、管理職は700万〜1200万円程度が目安
- 正確な年収は総務省調査や各自治体の給与公表資料で確認する