日立製作所の年収は995万円|平均年収の推移と手取りを解説

キーワード: 日立製作所 年収

結論:日立製作所の平均年収は995万円(2026年3月期)

日立製作所が提出した2026年3月期(第157期)の有価証券報告書によると、提出会社単体の平均年間給与は995万円です。平均年齢は42.2歳、平均勤続年数は18.1年、単体の従業員数は25,934人とされています(moneyzone.jp、kitaishihon.com)。

これは賞与および基準外賃金を含んだ金額で、いわゆる「額面の平均値」です。実際の年収は職種・等級・勤務地・評価によって大きく異なるため、あくまで会社全体の平均像として捉えるのが適切です。

平均年収の推移:4期連続で増加し過去5期で最高

直近5期の平均年間給与は右肩上がりに推移しており、2026年3月期は前期比+34万円(+3.5%)となりました。単体の平均年齢はやや下がり、平均勤続年数も短くなっている点が特徴です。

  • 2022年3月期:897万円(平均年齢42.7歳/勤続19.3年/29,485人)
  • 2023年3月期:916万円(平均年齢42.9歳/勤続19.3年/28,672人)
  • 2024年3月期:936万円(平均年齢42.9歳/勤続19.1年/28,111人)
  • 2025年3月期:961万円(平均年齢42.6歳/勤続18.7年/25,892人)
  • 2026年3月期:995万円(平均年齢42.2歳/勤続18.1年/25,934人)

業界・他社との比較:電気機器平均より約253万円高い

有価証券報告書ベースの集計では、電気機器228社の平均は742万円、全上場3,803社の平均は695万円とされています。日立製作所の995万円は業種平均を約253万円(+34.1%)、全上場平均を約300万円上回る水準です(moneyzone.jp)。

一方、電機・IT大手6社のなかでは3位という位置づけです。首位はソニーグループ(1,155.1万円)、2位は富士通(1,012.3万円)で、日立製作所はNEC(993.9万円)、パナソニックHD(988.1万円)と990万円前後で競合しています(career-reveal.com)。

  • ソニーグループ:1,155.1万円
  • 富士通:1,012.3万円
  • 日立製作所:995.0万円
  • NEC:993.9万円
  • パナソニックHD:988.1万円
  • 三菱電機:913.5万円

初任給・賃上げ・賞与の最新動向

日立製作所が公表した2026年春季労使交渉の回答では、賃金体系を維持したうえで18,000円の水準改善(平均昇給額23,690円・平均昇給率6.5%)が示されました。賞与は2,445,552円(6.66カ月)で、賃金と賞与を合わせた1人あたり平均年収の増率は6.0%とされています(hitachi.com)。

初任給も引き上げられ、修士卒312,000円、大卒287,000円、高卒223,000円(いずれも18,000円の引き上げ)となりました。新卒の初年度年収は、賞与や手当を含めると概ね450万〜550万円前後になるケースが多いとみられますが、配属や勤務地で変わります。

  • 賃金:18,000円の水準改善(平均昇給額23,690円・平均昇給率6.5%)
  • 賞与:2,445,552円(6.66カ月)
  • 賃金・賞与を合わせた平均年収増率:6.0%
  • 修士卒初任給:312,000円
  • 大卒初任給:287,000円
  • 高卒初任給:223,000円

手取りの目安:額面995万円なら約680万〜720万円前後

年収995万円の場合、社会保険料や所得税・住民税が差し引かれるため、手取りは額面のおよそ7割前後が目安となります。扶養家族の有無や自治体、各種控除によって変わるため一概には言えませんが、単身・扶養なしであれば約700万〜720万円程度、配偶者や扶養親族がいる場合は約680万〜710万円程度になるケースが多いと考えられます。

あくまで概算であり、正確な手取りは個別の条件で計算する必要があります。住宅ローン控除やiDeCo、ふるさと納税などの制度を使うと手取り・実質負担は変わります。

職種・セグメントによる年収差の考え方

日立製作所はデジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズなどのセグメントで構成され、2026年3月31日時点の連結従業員数は287,901人(単体25,934人)にのぼります(kitaishihon.com)。

職務や役割を重視するジョブ型人財マネジメントが進められており、専門性や成果が処遇に反映されやすいとされています(career-reveal.com)。ただし、セグメント別・職種別の平均年収は有価証券報告書では開示されていないため、正確な職種別水準は不明です。応募先の求人票や面接での確認が確実です。

  • 有価証券報告書の平均年間給与は提出会社単体の数値であり、連結子会社は含まれない
  • 平均値のため、20代・30代では平均を大きく下回るケースが多い
  • 職種別・等級別の年収は非開示のため、求人票や面接で確認するのが現実的

この記事のポイント

  • 日立製作所の平均年収は995万円(2026年3月期・単体・賞与込み)
  • 前期比+34万円で4期連続増加、過去5期で最高水準
  • 電気機器平均742万円、全上場平均695万円を大きく上回る
  • 電機・IT大手6社のなかではソニー、富士通に次いで3位
  • 2026年春季交渉では平均昇給率6.5%、賞与6.66カ月、年収増率6.0%
  • 手取りは額面の約7割前後(約680万〜720万円程度)が目安
  • 平均値であり、年齢・職種・等級による個人差が大きい点に注意

参考情報

← 記事一覧へ · 記事を検索 · 年収指数を見る · トピック一覧