東芝の年収は926万円?平均年収・手取り・年齢別の目安を解説

キーワード: 東芝 年収

東芝の平均年収は926万円(2023年3月期)

東芝(株式会社東芝)の平均年収は926万円、平均年齢は46.1歳、平均勤続年数は19.8年です。これは2023年3月期の有価証券報告書に基づく単体の従業員3,712人を対象とした数値で、前年比では+3.8%となっています。連結の従業員数は106,648人にのぼるため、この926万円はあくまで提出会社(単体)の正社員層の平均である点に注意が必要です。

国税庁の民間給与実態統計調査では日本の給与所得者の平均年収は約443万円とされており、東芝の926万円はその約2.1倍にあたります。ただし平均年齢が46.1歳と高めで、勤続年数も長い構造のため、単純に「若手でも900万円台」という意味ではありません。

  • 平均年収:926万円(2023年3月期・単体)
  • 平均年齢:46.1歳/平均勤続年数:19.8年
  • 単体従業員数:3,712人/連結従業員数:106,648人
  • 前年比:+3.8%

平均値だけでは見えない「中央値」と「最頻値」

平均年収は一部の高年収層(管理職・経営層)に引っ張られて高く出ることがあります。東芝の場合、中央値は約810万円、最も多くの社員が該当する最頻値は約740万円と推計されています。

つまり「東芝の年収=926万円」とだけ覚えると、実際のボリュームゾーンより高く見積もってしまう可能性があります。求人票や年収ランキングを見るときは、平均・中央値・最頻値を並べて確認するのが安全です。

  • 平均年収:926万円
  • 中央値:約810万円(推計)
  • 最頻値:約740万円(推計)
  • ※中央値・最頻値は公開データではなく推計値

年齢別の年収レンジ(推計)

年齢別の年収は公開されていないため、以下は平均年収と一般的な賃金カーブをもとにした推計レンジです。実際の金額は職種・評価・配属先によって変動します。

20代前半では340万〜480万円程度、30代前半で560万〜770万円程度、40代後半では880万〜1,340万円程度が目安として示されることが多く、50代では930万〜1,440万円程度まで幅が広がります。

  • 20代前半:約340万〜480万円
  • 20代後半:約440万〜600万円
  • 30代前半:約560万〜770万円
  • 30代後半:約680万〜960万円
  • 40代前半:約790万〜1,160万円
  • 40代後半:約880万〜1,340万円
  • 50代:約930万〜1,440万円

役職別・職種別の年収イメージ

役職が上がるほど年収レンジは大きく上振れします。一般社員は400万〜550万円程度、課長・グループ長クラスで750万〜950万円程度、部長クラスで1,000万〜1,300万円程度、事業部長・執行役員クラスでは1,400万〜2,500万円程度という推計が紹介されています。

職種別では、研究開発・設計職が450万〜1,000万円程度、インフラエンジニア職が450万〜950万円程度、営業・SE職が400万〜900万円程度、コーポレート職(経営企画・財務・法務)が450万〜1,000万円程度とされています。いずれも推計値であり、公式に職種別年収が開示されているわけではありません。

  • 一般社員:約400万〜550万円
  • 主任・主務:約550万〜700万円
  • 課長・グループ長:約750万〜950万円
  • 部長:約1,000万〜1,300万円
  • 事業部長・執行役員:約1,400万〜2,500万円
  • 研究開発・設計/インフラ/営業SE/コーポレートでレンジに差

年収926万円の手取りは約591万円という試算

額面年収926万円の場合、社会保険料・所得税・住民税を差し引いた手取りは約591万円(月額約49.2万円)という試算があります。額面の約64%程度が手元に残るイメージです。

手取り額は扶養家族の有無、住民税の自治体差、各種控除の状況で変わります。あくまで一例として参考にしてください。

  • 額面年収:926万円(月額約77.2万円)
  • 社会保険料:約139万円
  • 所得税:約117万円/住民税:約79万円
  • 手取り:約591万円(月額約49.2万円)

全国平均や産業別平均との比較

厚生労働省の令和7年(2025年)賃金構造基本統計調査によると、一般労働者(男女計)の所定内給与は月340.6千円で、年収換算では約490万円が一つの目安になります。東芝の926万円はこれを大きく上回る水準です。

産業別では「電気・ガス・熱供給・水道業」が月444.0千円(年収換算約640万円)で最も高く、「学術研究,専門・技術サービス業」が月440.3千円と続きます。東芝が属する製造業は月330千円前後(年収換算約475万円)で、産業平均と比較しても東芝の水準は高い部類に入ります。

  • 全国・一般労働者(2025年):月340.6千円/年収換算約490万円
  • 男性:月373.4千円/女性:月285.9千円(男女間格差 76.6)
  • 製造業:月330千円前後/年収換算約475万円
  • 電気・ガス・熱供給・水道業:月444.0千円(産業別最高)

非上場化以降、公式の平均年収は公表されていない

東芝は2023年12月に上場廃止となり、非上場企業になりました。有価証券報告書の提出義務がないため、2023年3月期を最後に、公式に確認できる平均年収のデータは更新されていません。

そのため「2026年最新の東芝の平均年収」として出回っている数字の多くは、2023年3月期の926万円をもとにした推計・引用です。最新の実態とは異なる可能性がある点を前提に読む必要があります。

  • 最後に確認できる公式データ:2023年3月期(926万円)
  • 2023年12月に上場廃止・非上場化
  • 以降の平均年収は公式には非公開
  • ネット上の「最新年収」は推計値の可能性が高い

転職・応募で年収を確認するときのポイント

東芝への転職や応募を検討する場合、企業全体の平均年収よりも「自分が就く職種・等級・勤務地」の条件を確認するほうが実態に近づきます。平均年収はあくまで全社員の平均値です。

面接やオファー面談では、基本給・賞与の算定方法・等級制度・残業代の扱い・リモート可否などを具体的に確認しましょう。非上場化後は事業会社ごとの制度差が生まれている可能性もあるため、募集ポジションの所属法人も確認しておくと安心です。

  • 全社平均ではなく職種・等級・勤務地の条件を確認
  • 基本給と賞与算定方法(何か月分か)を確認
  • 等級制度・昇格スピードの目安を確認
  • 募集ポジションの所属法人(事業会社)を確認

この記事のポイント

  • 東芝の平均年収は926万円(2023年3月期・単体、平均年齢46.1歳)
  • 中央値は約810万円、最頻値は約740万円と推計され、平均値より低め
  • 年齢別では20代前半340万〜480万円、50代930万〜1,440万円程度が目安
  • 額面926万円の手取りは約591万円という試算
  • 全国平均(年収換算約490万円)や製造業平均(約475万円)を大きく上回る
  • 2023年12月の非上場化以降、公式の平均年収は更新されていない点に注意

参考情報

← 記事一覧へ · 記事を検索 · 年収指数を見る · トピック一覧