長谷工コーポレーションの年収は1040万円?平均年収・手取り・推移
結論:長谷工コーポレーションの平均年収は1,040万円
長谷工コーポレーションが提出した2026年3月期(第109期)の有価証券報告書によると、提出会社(単体)の平均年間給与は1,040万円です。賞与を含む数値で、前期の1,058万円からは18万円(−1.7%)の減少となりました(moneyzone.jp)。
同時に公表された属性は、平均年齢39.4歳、平均勤続年数14.7年、従業員数2,711人(単体)です。従業員数は前期比+6.1%と増えており、平均年齢も前年差−0.9歳と若返っています(catr.jp)。採用増加に伴い平均値が押し下げられた可能性はありますが、原因を断定できる開示ではないため、ここでは数値の事実のみを示します。
なお、この金額は「全従業員の平均」であり、個人の年収を保証するものではありません。実際の年収は職種・等級・役職・残業や現場手当の有無で大きく変わります。
- 平均年間給与:1,040万円(2026年3月期・提出会社単体/賞与込み)
- 前期比:−18万円(−1.7%)
- 平均年齢:39.4歳(前年差−0.9歳)
- 平均勤続年数:14.7年(前年差−0.9年)
- 従業員数:2,711人(単体・前年比+6.1%)/連結8,875人
平均年収の推移(直近10期)
有価証券報告書ベースの単体平均年収は、2017年3月期の896万円から緩やかに上昇し、2025年3月期に1,058万円まで大きく伸びました。2026年3月期は1,040万円と反落しています(the-shashi.com)。
10期前と比べると+144万円の増加です。ただし平均値は従業員構成の変化(新卒・若手の増加、退職者の入替わり)にも左右されるため、増減をそのまま「全員の給与が上がった/下がった」と読むのは適切ではありません。
- 2017年3月期:896万円
- 2018年3月期:905万円(+1.0%)
- 2019年3月期:934万円(+3.2%)
- 2020年3月期:939万円(+0.5%)
- 2021年3月期:924万円(−1.6%)
- 2022年3月期:910万円(−1.4%)
- 2023年3月期:942万円(+3.4%)
- 2024年3月期:963万円(+2.3%)
- 2025年3月期:1,058万円(+9.8%)
- 2026年3月期:1,040万円(−1.7%)
日本全体・建設業・上場企業平均との比較
同じ集計手法ではありませんが、水準感をつかむための参考値として、国税庁・厚生労働省系の統計では一般労働者(男女計)の年収換算がおおむね490万円前後、大学卒で570万円前後とされています。長谷工コーポレーションの1,040万円はこれを大きく上回る水準です。
建設業147社の平均は820万円で、同社は業種平均を約220万円(+26.8%)上回り、業種内19位に位置します(moneyzone.jp)。建設業内の上位には1,246万円(最高)の企業もあり、同社は「高いが最高峰ではない」ポジションです。
上場企業全体の平均年間給与は692.6万円(2025年度決算・約3,700社、中央値661.6万円)で、5年連続の増加となっています(tdb.co.jp)。同社は上場平均を約346万円上回る計算です。
- 長谷工コーポレーション(単体平均):1,040万円
- 建設業147社の平均:820万円/業種内19位
- 上場企業全体の平均:692.6万円(2025年度決算・帝国データバンク)
- 上場企業の中央値:661.6万円
- 一般労働者(男女計)の年収換算参考値:約490万円
手取りはいくらくらい?額面との差
平均年収1,040万円は税金・社会保険料を引く前の「額面」です。手取りは一般的に額面の7〜8割程度になるとされ、単身か扶養家族がいるか、住民税の自治体差、ふるさと納税やiDeCoの有無などで変わります。
目安として、1,040万円の場合の手取りはおおよそ年700万〜790万円台、月換算で58万〜66万円前後になる計算です。これはあくまで概算で、実際の支給額は等級・手当・控除で異なります。
なお、平均年収は「年間を通じて在籍した人の平均」に近い集計で、入社1年目や中途入社の年は満額になりません。提示額面だけで判断せず、等級制度や賞与の算定期間も確認しておくと安全です。
- 額面1,040万円に対する手取りの目安:年700万〜790万円台(概算)
- 月換算の目安:58万〜66万円前後
- 控除の主な内訳:健康保険・厚生年金・雇用保険・所得税・住民税
- 家族構成・自治体・各種控除で数十万円単位で変動する
職種・等級別の年収は開示されていない
有価証券報告書で開示されるのは全従業員の平均年間給与であり、マンション建設の施工管理、設計、営業、本社スタッフ、管理職といった職種別・等級別の年収は公表されていません。したがって「営業は○万円」といった断定はできません。
一般的な建設業の傾向として、現場の施工管理は残業や現場手当、資格手当(一級建築施工管理技士など)が上乗せされやすく、本社管理部門は基本給中心になりやすいとされます。ただし同社固有の制度として確認できた情報ではないため、詳細は採用面接や募集要項で確認するのが確実です。
参考として同社は女性管理職比率5.2%、男性の育児休業取得率82.8%、男女の賃金差(女性/男性)67.0%を開示しています(moneyzone.jp)。働き方や処遇の制度設計を考える材料になります。
- 職種別・等級別の平均年収は有価証券報告書では非開示
- 施工管理は現場手当・資格手当で変動しやすい傾向(一般論)
- 女性管理職比率5.2%/男性育休取得率82.8%/男女賃金差67.0%(2026年3月期)
- 具体的な提示額は募集要項・面接で確認するのが確実
転職・応募で確認しておきたいポイント
平均年収1,040万円は単体2,711人の平均で、中途入社者が即座に近い水準を得られるとは限りません。等級・職掌・勤務地によって基本給テーブルが分かれていることが多いため、提示額の内訳(基本給・職能給・手当・賞与算定期間)を確認しましょう。
建設業は勤務地が現場ごとに変わる職種もあり、通勤・転勤条件が実質的な待遇に影響します。残業時間や休日数、現場までの移動時間も含めて比較することをおすすめします。
比較の際は、上場企業平均692.6万円(2025年度決算)や建設業平均820万円といったベンチマークを併用すると、提示額の位置づけを判断しやすくなります。
- 提示額は基本給・手当・賞与の内訳まで確認する
- 勤務地・転勤・現場移動の条件を確認する
- 残業時間・休日数・有給取得率を確認する
- 業種平均820万円、上場平均692.6万円を比較軸にする
この記事のポイント
長谷工コーポレーションの平均年収は、2026年3月期の有価証券報告書で1,040万円(単体・賞与込み)です。前期から18万円減りましたが、建設業147社の平均820万円や上場企業平均692.6万円を大きく上回る高水準にあります。
平均年収は全従業員の平均値であり、職種・等級・年齢構成で変動します。個人の年収や手取りを保証する数値ではない点に注意してください。
- 平均年収は1,040万円(2026年3月期・単体・前期比−18万円)
- 平均年齢39.4歳/勤続14.7年/単体2,711人
- 建設業平均820万円を約220万円上回り、業種内19位
- 上場企業平均692.6万円に対しても高い水準
- 手取りは年700万〜790万円台が目安(概算・条件で変動)
- 職種別・等級別の年収は非開示のため、面接・募集要項で確認が必要