年収600万の手取りはいくら?平均年収と割合を解説
年収600万円の手取りは概ね450〜480万円
年収600万円は額面(税・社会保険料控除前)の金額です。手取り額は、所得税・住民税・社会保険料を差し引いた後の金額で、扶養家族の有無や年齢、お住まいの自治体などで変わりますが、一般的には額面の75〜80%程度が目安となります。
そのため、年収600万円の場合の手取りは、おおよそ450万円〜480万円の範囲になることが多いです。月額にすると手取りで約30〜35万円(賞与込みで考えると変動)となります。
- 額面600万円 → 手取りの目安:450〜480万円
- 月あたりの手取り目安:約30〜35万円
- 社会保険料:約80〜90万円(年収の13〜15%程度)
- 税金(所得税・住民税):約50〜60万円(年収の8〜10%程度)
年収600万円は日本の平均と比べて高い?
厚生労働省の令和7年(2025年)賃金構造基本統計調査によると、一般労働者(短時間労働者以外)の平均賃金は月額340.6千円(男女計)で、賞与を含めた年収に換算すると約490万円程度が一つの目安となりますmhlw.go.jp。
国税庁の民間給与実態統計調査(令和6年分)では、給与所得者の平均給与は477.5万円と報告されていますlimo.media。したがって、年収600万円は平均を上回る水準です。
- 一般労働者・男女計の平均年収(賞与込み概算):約490万円
- 給与所得者の平均給与:477.5万円(令和6年分)
- 年収600万円は平均より約100〜120万円高い
年収600万円超の割合は全体の約24.9%
国税庁のデータをもとにした分析では、年収600万円超の給与所得者は全体の24.9%とされていますlimo.media。つまり、約4人に1人が600万円を超えている計算です。
男女別に見ると差が大きく、男性は36.2%、女性は9.7%となっていますlimo.media。女性にとって600万円超は依然として到達が難しい水準であることがわかります。
- 全体:24.9%
- 男性:36.2%
- 女性:9.7%
年代別・男女別に見る年収600万円の位置づけ
厚生労働省の賃金構造基本統計調査(2025年)によると、男性の平均賃金は月額373.4千円、女性は285.9千円ですmhlw.go.jp。
年齢別の平均給与(国税庁データ)では、男性は55〜59歳で734.6万円とピークを迎え、60〜64歳で604.4万円に減少します。一方、女性は25〜29歳の370.1万円が最高で、その後は350〜370万円台で推移しますlimo.media。このことから、男性の場合、40代後半から50代で年収600万円に到達するケースが多くなります。
- 男性の平均ピーク:55〜59歳で734.6万円
- 女性の平均最高:25〜29歳で370.1万円
- 女性は全年代で600万円未満が平均
学歴・業界による年収600万円の到達しやすさ
学歴別では、大学卒の平均賃金が月額396.3千円(年収換算約570万円)と、600万円に近い水準ですmhlw.go.jp。
業界別では、電気・ガス・熱供給・水道業(年収換算約640万円)、学術研究・専門・技術サービス業(約635万円)、金融・保険業(約630万円)、情報通信業(約585万円)などが高水準です。一方、製造業は約475万円、宿泊・飲食サービス業は月額277.2千円と低めですmhlw.go.jp。
- 大学卒:平均年収約570万円
- 高収入業界:電気・ガス・水道、専門・技術サービス、金融・保険
- 情報通信業:約585万円
- 製造業:約475万円
- 宿泊・飲食サービス業:月額277.2千円
手取りを増やすためのポイント
手取りを増やすには、社会保険料の負担を抑える工夫や、所得控除を活用することが考えられます。ただし、過度な節税よりも、キャリアアップや転職で額面年収を上げる方が効果的な場合が多いです。
また、ふるさと納税やiDeCo、NISAなどの制度を活用することで、税負担を軽減しながら資産形成を進めることも可能です。
- ふるさと納税:実質負担2,000円で返礼品
- iDeCo:掛金が全額所得控除
- NISA:投資益が非課税
- 転職・昇進で額面を上げる
この記事のポイント
- 年収600万円の手取りは概ね450〜480万円(額面の75〜80%)
- 600万円超の給与所得者は全体の24.9%、男性36.2%、女性9.7%
- 平均給与は477.5万円(令和6年分)で、600万円は平均より高い
- 男性は50代で600万円に到達しやすいが、女性は全年代で平均600万円未満
- 手取りを増やすには所得控除の活用やキャリアアップが有効