アズビル 年収 918万円|平均年収の推移と手取り目安
アズビルの平均年収は918万円(2026年3月期)
アズビル株式会社(旧・山武、証券コード6845)の平均年間給与は918万円です。2026年3月期(第104期)の有価証券報告書に基づく提出会社単体・賞与込みの数値で、平均年齢46.0歳・平均勤続年数19.8年・従業員数5,143人という条件の下での平均です。
前期(2025年3月期)の834万円から84万円増え、増加率は約10.1%。2期連続の増加で、過去5期では最も高い水準になっています。
- 平均年収:918万円(提出会社単体・賞与込み)
- 前期比:+84万円(+10.1%)
- 平均年齢:46.0歳/平均勤続年数:19.8年
- 従業員数:単体5,143人(連結9,170人)
平均年収の推移|直近5期は762万〜918万円で推移
過去5期の平均年収は、2022年3月期773万円、2023年3月期780万円、2024年3月期762万円、2025年3月期834万円、2026年3月期918万円となっています。2024年3月期にいったん減少したものの、直近2期で大きく持ち直しました。
8期前の2019年3月期は764万円だったため、この7〜8年で150万円前後水準が切り上がった計算になります。ただし平均年齢が45〜46歳と高く、勤続20年前後の社員が多い組織の平均値である点は踏まえて読む必要があります。
- 2022年3月期:773万円
- 2023年3月期:780万円
- 2024年3月期:762万円
- 2025年3月期:834万円
- 2026年3月期:918万円(直近5期の最高)
業界内・全上場平均との比較
電気機器セクター228社の平均は740万円、全上場企業3,797社の平均は694万円とされ、アズビルの918万円は業種平均を約178万円(+24%前後)、全上場平均を約224万円(+32%前後)上回ります。電気機器のなかでは30位前後、横河電機(949万円・25位前後)に次ぐ高水準という位置づけです。
一方、業種内の最高額は2,178万円、中央値は706万円、最低は388万円と幅が大きく、上場企業全体で見ればアズビルは「上位層」に入るものの、突出して最高水準というわけではありません。
- 電気機器 平均:740万円(228社)
- 全上場 平均:694万円(3,797社)
- 電気機器内の順位:30位前後
- 同業比較例:横河電機 949万円(25位前後)
手取りの目安は年600万円台
年収918万円の場合、所得税・住民税・社会保険料を差し引いた手取りは、おおむね600万円台前半〜中盤(約600万〜660万円程度)が目安です。単身か扶養家族の有無、自治体の住民税率、各種控除の状況によって变わるため、あくまで概算として捉えてください。
月額に直すと額面で約76万円、手取りでは月50万円前後〜55万円前後というイメージになります。賞与の割合が大きい場合は、月々の手取りがこの平均より少なく、賞与月に大きくなる形になります。
- 額面年収:918万円(月額換算 約76万円)
- 手取り概算:600万円台前半〜中盤
- 手取り月額概算:50万〜55万円前後
- 前提:単身または扶養1人程度、一般的な控除を想定した概算
職種・等級・年齢別の年収は公表されていない
アズビルは職種別・等級別・年齢別の平均年収を公式に開示していません。確認できるのは有価証券報告書の全社平均(918万円)と属性情報のみです。
営業・エンジニア・研究開発・生産技術・管理部門などの職種別レンジ、および新卒〜若手層の初任給ベースの年収は開示情報からは判断できません。若手のうちは平均を大きく下回り、40代以降の管理職・専門職層が平均を押し上げていると考えるのが自然です。正確な職種別水準を知りたい場合は、公式の採用情報や転職エージェントの保有データで個別に確認してください。
- 職種別・等級別・年齢別の平均年収:公式には非開示
- 参考:平均年齢46.0歳・平均勤続19.8年の全社平均が918万円
- 若手層は平均値より低い水準になる可能性が高い
働き方・ダイバーシティ関連の指標
2026年3月期の提出会社データでは、女性管理職比率7.4%、男性の育児休業取得率96.5%、男女の賃金差(女性/男性)69.9%となっています。男性育休取得率は事業年度内取得換算のため100%を超える場合がある指標で、ここではほぼ全員が取得している水準です。
男女の賃金差69.9%は、管理職比率や勤続年数の差などが背景にある数値で、同一等級・同一職務での差を直接示すものではありません。
- 女性管理職比率:7.4%
- 男性育児休業取得率:96.5%
- 男女の賃金差(女性/男性):69.9%
- 出典:有価証券報告書(提出会社)
日本の平均年収と比べたときの位置
厚生労働省の賃金構造基本統計調査を基にした参考値では、一般労働者・男女計の年収は約490万円、大学卒で約570万円、製造業で約475万円とされています。アズビルの918万円は国内平均の約1.9倍にあたり、 Japanese 企業のなかでは高めの水準です。
ただし業種別では電気・ガス・水道(約640万円)、学術研究・専門・技術サービス(約635万円)、金融・保険(約630万円)、情報通信(約585万円)などが上位にあり、アズビルが属する計測制御・電気機器の分野は平均こそ高くないものの、同社はそのなかで上位に位置する形です。
- 一般労働者・男女計:約490万円(2025年)
- 大学卒:約570万円/高校卒:約420万円
- 製造業 平均:約475万円
- アズビル 918万円は国内平均の約1.9倍の水準
転職で年収を意識するときのポイント
アズビルへの転職を検討する場合、提示される年収は前職の年収・職種・等級によって変動します。有価証券報告書の918万円は全社平均であり、入社時に必ずこの水準が適用されるものではありません。
オートメーション(BA/AA/LA)領域のエンジニアや制御・計装の経験者は市場価値が高い傾向がある一方、未経験からの異業種転職では等級が下がる可能性もあります。複数社のオファーを比較し、額面・賞与・手当・残業代の条件をトータルで確認するのが現実的です。
- 有報の918万円は全社平均であり、個人の提示額を保証するものではない
- 計装・制御・オートメーション領域の経験者は評価されやすい
- 額面だけでなく賞与・諸手当・勤務地手当も含めて比較する
この記事のポイント
- アズビルの平均年収は918万円(2026年3月期・提出会社単体・賞与込み)
- 前期834万円から+84万円、2期連続増で過去5期最高
- 電気機器平均740万円、全上場平均694万円を大きく上回る水準
- 手取りは年600万円台前半〜中盤が目安(条件により変動)
- 職種別・等級別・年齢別の年収は非開示で、若手は平均より低い可能性が高い