ボーナス手取りの平均は?年収別・額面別の目安と計算方法
ボーナスの平均額と手取りの基本
国税庁の民間給与実態統計調査(令和7年分)によると、給与所得者の平均給与は487万円、うち賞与は75万円(男性96万円、女性47万円)です。賞与割合は18.2%で、前年からやや低下しました。limo.media
厚生労働省の賃金構造基本統計調査(令和7年)では、一般労働者の所定内給与は月額340.6千円、年収換算で約490万円が目安です。このうち賞与はおおむね15~20%程度を占めることが多く、額面75万円前後が平均的な水準です。mhlw.go.jp
- 賞与の手取りは、額面から社会保険料と税金が引かれた金額
- 目安として額面の75~85%が手取りになることが多い
- 平均賞与75万円なら手取りはおおむね55~65万円
額面別のボーナス手取り目安
ボーナスからは、健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料・所得税などが控除されます。控除率は年齢や年収、扶養家族の有無で変わるため、以下はあくまで概算です。
正確な手取りは個別の条件により異なるため、不明な場合は勤務先の給与明細で確認してください。
- 額面30万円 → 手取り22~26万円
- 額面50万円 → 手取り38~43万円
- 額面75万円 → 手取り55~65万円
- 額面100万円 → 手取り75~85万円
- 額面150万円 → 手取り110~125万円
年収別・賞与手取りのシミュレーション
年収によって社会保険料や所得税率が変わるため、同じ額面でも手取りは異なります。ここでは年収別に、賞与が年収の約15~20%と仮定した場合の目安を示します。
年収が高くなるほど所得税率や社会保険料の負担が増え、手取り率はやや下がる傾向があります。
- 年収400万円:賞与額面60~80万円 → 手取り45~65万円
- 年収500万円:賞与額面75~100万円 → 手取り55~80万円
- 年収600万円:賞与額面90~120万円 → 手取り65~95万円
- 年収800万円:賞与額面120~160万円 → 手取り85~125万円
- 年収1000万円:賞与額面150~200万円 → 手取り105~155万円
手取りを左右する主な要因
ボーナスの手取り額は、額面だけでなく次の要素で変動します。
- 社会保険料:健康保険・厚生年金・雇用保険など。標準賞与額に応じて決まる
- 所得税:賞与支給時の税率は前月給与の課税所得で決まる
- 住民税:前年の所得に基づき、翌年6月から天引きされる
- 扶養家族:扶養人数が多いと所得税・住民税が軽くなる場合がある
- 年齢・都道府県:介護保険料や健康保険料率が異なる
ボーナス手取りを増やすための注意点
ボーナスは一時金のため、所得税の計算が毎月の給与と別枠で行われます。そのため、思ったより手取りが少ないと感じることもあります。
また、賞与の支給額や手取りは企業の業績・勤務評定・雇用形態で大きく変わるため、平均値はあくまで参考です。正確な手取りは、勤務先の給与明細や年末調整の結果で確認してください。
- 生命保険料控除やiDeCoなどで課税所得を減らすと、所得税・住民税が軽くなる可能性
- ふるさと納税は住民税の控除に影響するため、手取り感覚が変わる
- 賞与の使い道は先取り貯金・固定費の見直しと合わせて計画的に
この記事のポイント
- 平均賞与は75万円前後、手取りは55~65万円が目安
- 手取りは額面の75~85%が目安だが、年収や扶養で変動
- 年収400万円台は賞与手取り45~65万円、500万円台は55~80万円、600万円台は65~95万円
- 社会保険料・所得税・住民税・扶養家族が主な変動要因
- 正確な手取りは勤務先の給与明細で確認を