中外製薬の年収は1350万円|平均年収・推移・初任給を解説
中外製薬の平均年収は1350万円(2025年12月期・単体)
中外製薬(証券コード4519)の2025年12月期の有価証券報告書によると、提出会社(単体)の平均年間給与は1350万円です。平均年齢は42.6歳、平均勤続年数は15.4年、従業員数は5,104人(単体)で、連結では7,872人となっています。
前年(2024年12月期)の平均年収は1207万円だったため、前年比では約+143万円・+11.9%という大きな伸びとなりました。日本の一般労働者の年収水準と比べると、非常に高い水準にある企業だといえます。
- 平均年間給与:1350万円(2025年12月期・提出会社単体)
- 平均年齢:42.6歳
- 平均勤続年数:15.4年
- 従業員数:5,104人(単体)/7,872人(連結)
- 前年比:約+143万円(+11.9%)
年収推移|2021年1155万円から2025年1350万円へ
中外製薬が公表してきた有価証券報告書の数値を並べると、平均年収はこの5年間でおおむね右肩上がりに推移しています。2021年の1155万円から2025年には1350万円となり、5年間で約16.9%増加しました。
2023年(1198万円)と2024年(1207万円)はほぼ横ばいでしたが、2025年に大きく水準を引き上げた形です。各年の数値はそれぞれ別の有価証券報告書から取得されたもので、推定や逆算ではなく開示された実績値です。
- 2021年:1155万円
- 2022年:1214万円
- 2023年:1198万円
- 2024年:1207万円
- 2025年:1350万円
製薬大手の中での位置づけ|6社比較でトップ水準
製薬大手6社(アステラス製薬・中外製薬・第一三共・エーザイ・塩野義製薬・武田薬品)の最新確認可能データを並べると、中外製薬の1350.8万円が最も高い水準です。6社平均は1146.3万円で、中外製薬はこれを約204万円上回っています。
ただし中外製薬は12月期決算、他の5社は3月期決算のため、比較している対象期間が完全には一致していません。また平均年齢や勤続年数、職種構成も各社で異なるため、単純な年収差の理由を断定することはできません。
- 1位:中外製薬 1350.8万円(2025年期・平均年齢42.6歳)
- 2位:武田薬品工業 1144.5万円(2026年期)
- 3位:アステラス製薬 1131.5万円(2026年期)
- 4位:エーザイ 1123.4万円(2026年期)
- 5位:第一三共 1097.7万円(2026年期)
- 6位:塩野義製薬 1030.1万円(2026年期)
- 6社平均:1146.3万円(最新確認可能データ)
初任給と若手の年収イメージ
中外製薬が公表している2026年4月実績の初任給は、4年制博士了で375,000円、3年制博士了で365,000円、修士了および6年制大学卒で335,000円、4年制大学卒で310,000円です(いずれも諸手当を除く)。
単純に月給12か月分だけを計算すると、4年制大学卒で約372万円、修士了で約402万円となりますが、実際にはここに賞与や各種手当が加わります。若手のうちは平均年収1350万円に届かないとしても、年齢・等級が上がるにつれて水準が上昇していく構造と考えられます。
募集要項や職種によって処遇は異なるため、応募時には職種別の等級・評価制度もあわせて確認しておくとよいでしょう。
- 4年制博士了:375,000円(2026年4月実績)
- 3年制博士了:365,000円
- 修士了/6年制大学卒:335,000円
- 4年制大学卒:310,000円
- ※いずれも諸手当を除く
手取りはどのくらいになる?
平均年収1350万円という水準は、社会保険料や税金が差し引かれる前の金額です。年収1350万円の場合、所得税・住民税・社会保険料を合わせておよそ25〜30%程度が引かれると考えると、手取りは概算で950万円〜1000万円前後が一つの目安になります。
ただし手取り額は、扶養家族の有無、住んでいる自治体の住民税率、各種控除の適用状況などによって変わります。あくまで目安として捉え、正確な金額は勤務先の給与明細や源泉徴収票で確認してください。
- 額面年収:約1350万円
- 差し引かれる目安:社会保険料・所得税・住民税で約25〜30%
- 手取りの概算:950万〜1000万円前後(条件により変動)
平均年収を見るときの注意点
有価証券報告書の平均年間給与は「提出会社(単体)の従業員」の数値であり、連結子会社の従業員は含まれません。中外製薬は連結で7,872人、単体で5,104人と規模が異なるため、グループ全体の水準とは一致しない点に注意が必要です。
また平均値は、高年齢・高職位の人も含めた全従業員の平均です。入社間もない社員や若手社員の年収が1350万円というわけではありません。実際の年収は職種・等級・勤務地・評価などによって変わります。
参考として、厚生労働省の賃金構造基本統計調査をもとにした一般労働者の年収換算値は2025年で約490万円です。中外製薬の1350万円はその約2.8〜2.9倍にあたる計算になりますが、集計の定義が異なるため、参考値として比較する程度にとどめておきましょう。
- 平均年間給与は提出会社(単体)の数値で、連結子会社は含まれない
- 平均値であり、若手・新入社員の年収とは異なる
- 職種・等級・勤務地・評価によって実際の年収は変動する
- 決算期が異なる企業との比較は対象期間のずれに注意
この記事のポイント
中外製薬の年収に関する要点を整理すると、以下のとおりです。
平均年収は高水準で推移していますが、あくまで平均値であることを踏まえ、転職や就職の検討時には職種別の処遇や勤務条件もあわせて確認することをおすすめします。
- 中外製薬の平均年収は1350万円(2025年12月期・単体)
- 平均年齢42.6歳、平均勤続年数15.4年、従業員数5,104人(単体)
- 前年比は約+143万円(+11.9%)と大きく上昇
- 2021年1155万円から2025年1350万円へ5年で約16.9%増
- 製薬大手6社比較ではトップ水準(6社平均1146.3万円)
- 4年制大学卒の初任給は310,000円(2026年4月実績・諸手当除く)
- 平均値は単体従業員の数値であり、手取りは概算950万〜1000万円前後が目安