年収ランキング2025|平均年収・中央値と年代別・業種別
日本の平均年収と中央値
国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均年収(平均給与)は460万円です。男性569万円、女性316万円、正社員530万円、正社員以外202万円となっています。mynavi.jp
厚生労働省の「令和7年(2025年)賃金構造基本統計調査」では、一般労働者(短時間労働者以外の常用労働者)の月額所定内給与は男女計34万600円で前年比3.1%増となり、過去最高を更新しました。年収換算の参考値は約490万円です。mhlw.go.jp
平均年収は一部の高所得者に引き上げられるため、実態に近い中央値も重要です。国税庁データと厚労省データから試算すると、年収の中央値は約407万円とされています。mynavi.jp
- 平均年収:460万円(全体)/569万円(男性)/316万円(女性)/530万円(正社員)/202万円(非正規)mynavi.jp
- 月額所定内給与:34万600円(男女計)/37万3400円(男性)/28万5900円(女性)mhlw.go.jp
- 年収換算目安:約490万円(男女計)/約540万円(男性)/約410万円(女性)mhlw.go.jp
- 年収の中央値:約407万円(推定)mynavi.jp
年代別年収ランキング(実態とモデル年収)
年齢別の平均年収は40代後半から50代前半がピークです。国税庁データでは45~49歳が521万円、50~54歳が540万円、55~59歳が545万円となっています。mynavi.jp
一方、マイナビ転職が求人票の「モデル年収例」から算出したランキングでは、40代後半が783万円で1位、50代前半が714万円で2位、40代前半が707万円で3位でした。ただしこれは求人ベースの想定年収であり、実際の支給額とは異なる点に注意が必要です。mynavi.jp
- 45~49歳:521万円(全体)/653万円(男性)/343万円(女性)mynavi.jp
- 50~54歳:540万円/689万円/343万円mynavi.jp
- 55~59歳:545万円/712万円/330万円mynavi.jp
- モデル年収1位:40代後半783万円(求人ベース)mynavi.jp
性別・雇用形態別の年収ランキング
2025年の賃金構造基本統計調査では、男女間賃金格差(男性=100)は76.6となり、比較可能な1976年以降で最も縮小しました。それでも男性の一般労働者は月37万3400円、女性は月28万5900円と差があります。mhlw.go.jp
雇用形態別では、正社員・正職員が月35万8800円であるのに対し、正社員・正職員以外は月24万1700円です。雇用形態間の賃金格差(正社員=100)は67.4となっています。mhlw.go.jp
- 男性一般労働者:月37万3400円→年収約540万円mhlw.go.jp
- 女性一般労働者:月28万5900円→年収約410万円mhlw.go.jp
- 正社員・正職員:月35万8800円→年収約520万円mhlw.go.jp
- 非正規(正社員以外):月24万1700円→年収約350万円mhlw.go.jp
- 男女間賃金格差:76.6(前年差0.8ポイント上昇、過去最少)mhlw.go.jp
学歴別年収ランキング
学歴別の賃金(月額所定内給与)は、大学院517.4千円が最も高く、大学396.3千円、高専・短大321.2千円、専門学校313.7千円、高校297.2千円と続きます。大学院と高校では月額で約22万円の差があります。mhlw.go.jp
新規学卒者の賃金は、高校207.3千円、専門学校230.7千円、高専・短大235.5千円、大学262.3千円、大学院299.0千円です。学歴による差は初任給の段階から生じています。mhlw.go.jp
- 大学院:月51万7400円→年収約750万円mhlw.go.jp
- 大学:月39万6300円→年収約570万円mhlw.go.jp
- 高専・短大:月32万1200円→年収約460万円mhlw.go.jp
- 専門学校:月31万3700円→年収約450万円mhlw.go.jp
- 高校:月29万7200円→年収約420万円mhlw.go.jp
業種別年収ランキング
産業別の賃金(月額所定内給与・男女計)では、「電気・ガス・熱供給・水道業」が44万4000円で最も高く、次いで「学術研究,専門・技術サービス業」が44万0300円、「金融業,保険業」が43万7000円、「情報通信業」が40万6000円となっています。mhlw.go.jp
最も低いのは「宿泊業,飲食サービス業」の27万7200円です。業種による年収差は大きく、最高と最低では年収換算で200万円以上の開きがあります。mhlw.go.jp
- 電気・ガス・熱供給・水道:月44万4000円→年収約640万円mhlw.go.jp
- 学術研究・専門・技術サービス:月44万0300円→年収約635万円mhlw.go.jp
- 金融・保険:月43万7000円→年収約630万円mhlw.go.jp
- 情報通信:月40万6000円→年収約585万円mhlw.go.jp
- 製造業:月33万0000円→年収約475万円mhlw.go.jp
- 宿泊業・飲食サービス:月27万7200円→年収約400万円mhlw.go.jp
企業規模別・役職別の年収ランキング
企業規模別の賃金(月額)は、大企業38万5100円、中企業32万6200円、小企業30万5600円です。大企業と小企業では月額で約8万円、年収換算で100万円以上の差があります。psrn.jp
役職別では、部長級63万5800円、課長級52万9200円、係長級39万9200円です。役職が上がるほど年収も大きく増加します。mhlw.go.jp
- 大企業:月38万5100円→年収約555万円psrn.jp
- 中企業:月32万6200円→年収約470万円psrn.jp
- 小企業:月30万5600円→年収約440万円psrn.jp
- 部長級:月63万5800円→年収約915万円mhlw.go.jp
- 課長級:月52万9200円→年収約760万円mhlw.go.jp
- 係長級:月39万9200円→年収約575万円mhlw.go.jp
年収ランキングを見る際の注意点
平均年収は一部の高所得者に引っ張られるため、中央値もあわせて確認することが重要です。また、求人票のモデル年収はあくまで想定であり、実際の支給額を保証するものではありません。mynavi.jp
年収は業種や職種だけでなく、地域、企業規模、役職、経験年数、資格の有無などでも大きく変動します。ランキングはあくまで参考値として活用してください。mhlw.go.jp
- 平均値は一部の高所得者で引き上げられるため、中央値も確認するmynavi.jp
- モデル年収は求人票の想定年収であり、実際の年収とは限らないmynavi.jp
- 同一業種でも職種・役職・企業規模で数百万円の差が出るmhlw.go.jp
この記事のポイント
- 2025年の平均年収は約490万円、中央値は約407万円(推定)
- 年代別では40代後半がピークで、実際の平均は500万円台、求人モデルは700万円台
- 男性約540万円、女性約410万円で男女間格差は過去最少の76.6
- 業種別最高は電気・ガス・熱供給・水道の約640万円、最低は宿泊・飲食の約400万円
- 学歴別では大学院約750万円、高校約420万円と約330万円の差
- 企業規模・役職でも大きく変わり、部長級は約915万円