年収700万 男性 割合|統計で見る割合と平均・中央値
年収700万円の男性はどのくらいいる?割合の目安
結論から言うと、統計の種類や対象によって割合は大きく異なります。厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」の所定内給与分布では、男性で年収700~799万円の階級は約2.8%程度、700万円以上全体でも約7%前後と推計されます。一方、国税庁の「民間給与実態統計調査」などをもとにした試算では、男性の約26%が700万円以上とするデータもあります。これは調査対象や年収の定義(所定内給与か、賞与込みか)の違いによるものです。
参考:厚労省の調査は一般労働者(短時間労働者以外)の所定内給与を基にしたもので、賞与を含めた年収とは一致しません。国税庁の調査は源泉徴収票に基づく年間給与で、賞与を含みます。
- 厚労省の賃金構造基本統計調査(2025年): 男性の700~799万円階級は2.8%程度(所定内給与ベース)
- 国税庁の民間給与実態統計調査(2024年分): 男性平均年収587万円、700万円超は約26%との試算あり
- 統計により「割合」が大きく変わるため、複数の数字を目安に
男性の年収分布と700万円の位置づけ
男性全体の平均年収は587万円、推定中央値は497万円です。年収700万円は平均より約113万円高く、中央値より約203万円高い水準です。分布で見ると、400万円台が最も多く、500万円台、300万円台が続きます。700万円台は上位に入るものの、決して多数派ではありません。
年代別では、40代後半~50代後半で平均年収が700万円を超える年代もあります。例えば50代前半の平均は709万円、50代後半は735万円です。ただし、これは平均値であり、同じ年代でも個人差が大きい点に注意が必要です。
- 男性平均年収:587万円(国税庁 令和6年分)
- 推定中央値:497万円(厚労省データから算出)
- 最も多い年収帯:400~500万円未満
- 700万円以上は上位約26%との試算も(統計ラボ)
年収700万円を超えやすい業種・条件
業種別に見ると、電気・ガス・熱供給・水道業(年収約640万円)、学術研究・専門・技術サービス業(約635万円)、金融・保険業(約630万円)などが高水準です。情報通信業も約585万円と高めですが、職種やスキルによる差が大きい業界です。
学歴別では、大学卒の男性平均は所定内給与429.6千円(年収換算約620万円)、大学院卒はさらに高くなります。また、勤続年数や役職も大きく影響します。男性の賃金は55~59歳でピークを迎えるため、年収700万円は40代後半以降に到達するケースが多いと考えられます。
- 高水準の業種:電気・ガス・熱供給・水道、学術研究・専門・技術サービス、金融・保険
- 大学卒男性の所定内給与:429.6千円(年収換算約620万円)
- 男性の賃金ピーク:55~59歳(445.6千円)
年収700万円の手取りと生活レベル
年収700万円の場合、手取りは概ね520~560万円程度になることが多いです。所得税・住民税・社会保険料を差し引いた金額で、月々の手取りは約43~47万円、賞与を除くと月約35~40万円程度です。生活レベルは、都市部でも中堅上位といった位置づけになります。
ただし、手取り額は家族構成や控除、住んでいる地域によって変動します。正確な金額は個別の条件で計算する必要があります。
年収700万円を目指すためのポイント
年収700万円を目指すには、高収入業種への転職、専門スキルの習得、管理職への昇進などが考えられます。ただし、年収は市場環境や企業の業績にも左右されるため、保証されるものではありません。
- 高収入業種・職種を選ぶ(金融、専門サービス、ITなど)
- 専門資格やスキルを高める
- 管理職や役職に就く
- 転職時は複数社を比較する
この記事のポイント
- 男性で年収700万円以上の割合は、統計により約7%~26%と幅がある
- 厚労省の賃金構造基本統計調査では、700~799万円の男性は2.8%程度
- 男性平均年収は587万円、中央値は497万円
- 年収700万円は上位層だが、年代や業種によって到達しやすさが異なる
- 手取りは約520~560万円が目安