第一生命の年収はいくら?平均年収・手取り・年齢別の目安
結論:第一生命の年収は「どの会社の数字か」で大きく変わる
「第一生命の年収」と検索したときに出てくる金額は、大きく2種類あります。ひとつは持株会社である第一ライフグループ(旧・第一生命ホールディングス)の平均年収で、約1,143万円。もうひとつは実際に保険を販売・運営する第一生命保険の平均年収で、内勤職員が約534万円、営業職員が約449万円です。
つまり、同じ「第一生命」でも約450万円台から約1,140万円台まで幅があり、どちらの数字を見ているのかを確認しないと判断を誤ります。本記事では両方を分けて整理します。
- 第一ライフグループ(持株会社)の平均年収:約1,143万円(2026年期)
- 第一生命保険の内勤職員:約534万円(賞与込み)
- 第一生命保険の営業職員:約449万円(賞与込み)
- 全国の一般労働者(男女計)の年収目安:約490万円
第一ライフグループ(持株会社)の平均年収は約1,143万円
日本経済新聞の会社情報によると、第一ライフグループの平均年収は11,426,000円、初任給は353,950円、従業員数702人、平均年齢39歳、平均勤続年数10.9年とされています(nikkei.com)。
同社の年収推移を見ると、2024年期の949.9万円から2025年期1,044.2万円、2026年期1,142.6万円と2年連続で上昇しています。ただし平均年収は社員構成や集計対象、業績連動賞与の影響を受けるため、単年の増減だけで判断するのは適切ではありません(career-reveal.com)。
- 2026年期:約1,142.6万円(前年差 約+98.4万円)
- 2025年期:約1,044.2万円
- 2024年期:約949.9万円
- 平均年齢39.1歳・平均勤続年数10.9年
第一生命保険(事業会社)の平均年収は内勤534万円・営業449万円
実際に生命保険事業を担う第一生命保険の水準は、持株会社よりかなり低く出ます。公開資料ベースでは、内勤職員の平均年収が約534万円(平均年齢46.1歳)、営業職員が約449万円(平均年齢48.2歳)とされています(mirasus.jp)。
これは営業職員を多く含む雇用構造が影響していると考えられます。金融転職サービス各社の整理でも、持株会社単体や大手損保では800万円台〜1,000万円超の例がある一方、営業職員を多く含む生保では600万円台の例があるとされています(movin.co.jp)。
- 内勤職員:約534万円(賞与込み・平均年齢46.1歳)
- 営業職員:約449万円(賞与込み・平均年齢48.2歳)
- 初任給(機関総合職G型・大学卒):月給321,410円(勤務手当含む)
- 初任給(ライフプロフェッショナル職・東京圏大卒):月給263,000円
年齢別・役職別の年収目安
持株会社の平均年齢39.1歳・平均年収1,142.6万円という構成をもとにした独自推計では、30歳で約873万円、40歳で約1,173万円という水準が示されています(career-reveal.com)。
一方、第一生命保険の総合職(基幹職)としての年齢別推計は、25歳で450〜500万円、30歳で700〜750万円、35歳で900〜950万円、40歳で1,000〜1,100万円、45歳以降は1,200万円以上というレンジが紹介されています(mirasus.jp)。いずれも推定値であり、等級・評価・所属会社によって実際の金額は変わります。
- 25歳:約450〜500万円(総合職の推計)
- 30歳:約700〜750万円(事業会社)/約873万円(持株会社推計)
- 35歳:約900〜950万円(総合職の推計)
- 40歳:約1,000〜1,100万円(事業会社)/約1,173万円(持株会社推計)
- 45歳以上:1,200万円以上となる例もある
役職別に見た年収のステップ
第一生命保険の総合職は、アソシエイト→チーフ→アシスタントマネージャー→マネージャー→ラインマネージャー→部長という段階で昇進していくとされ、役職が上がるほど年収の伸びが大きくなります(mirasus.jp)。
営業職はインセンティブの比率が高く、成果次第で若手でも高年収に届く可能性がある一方、成果が出なければ基本給の範囲に収まることもあります。同じ社内でも職種による差が大きい点は理解しておきたいところです。
- アソシエイト(1〜3年目):400〜550万円
- チーフ(4〜5年目):600〜650万円
- アシスタントマネージャー(6〜13年目):800〜1,050万円
- マネージャー(課長クラス):1,050〜1,200万円
- ラインマネージャー・部長:1,200万円〜1,400万円以上
金融・保険業界や全国平均との比較
厚生労働省の賃金構造基本統計調査をもとにした参考値では、金融・保険業の年収目安は約630万円、全国の一般労働者(男女計)は約490万円、大学卒は約570万円です。第一生命保険の内勤職員534万円は全国平均をやや上回る水準、持株会社の1,143万円は業界内でも上位に入る水準といえます。
メガバンク・大手金融7社の比較では、第一ライフグループは1,142.6万円で6位、7社平均1,159.1万円を約16.5万円下回る結果です。1位の東京海上HD(1,487.1万円)とは約344.5万円の差があります(career-reveal.com)。
- 金融・保険業の年収目安:約630万円(厚労省データを基にした参考値)
- 全国・一般労働者(男女計):約490万円
- 大学卒:約570万円/高校卒:約420万円
- 大手金融7社平均:約1,159.1万円(第一ライフグループは6位)
手取りの目安はどのくらい?
平均年収が1,143万円の場合、所得税・住民税・社会保険料を差し引いた手取りは、概算で年750万〜800万円前後になることが多いとされます。年収500万円台であれば手取りは年380万〜400万円前後が目安です。
手取り額は扶養家族の有無、住んでいる自治体、各種控除の有無で変動します。あくまで概算として捉え、実際の金額は勤務先の給与明細や源泉徴収票で確認してください。
- 年収1,143万円:手取りは概算で年750万〜800万円前後
- 年収534万円:手取りは概算で年400万円前後
- 年収449万円:手取りは概算で年350万円前後
- 実際の額は控除・家族構成・自治体で変動する
年収を上げたい場合に確認したいポイント
第一生命グループ内で年収を上げるには、総合職としての等級を上げる、専門性の高い職種(アクチュアリー、データ分析、リスク管理など)に就く、マネジメント経験を積むといった方向性が考えられます。専門職は希少性が高く、社外でも評価されやすいとされています(movin.co.jp)。
転職を検討する場合は、平均年収だけでなく、残業時間、離職率、平均勤続年数、キャリア機会も合わせて確認することが重要です。平均年収はあくまで会社全体の平均値であり、個人の年収を保証するものではありません。
- 等級・評価・賞与で年収は大きく変動する
- アクチュアリーやデータ分析など専門職は高待遇の傾向
- 営業職は成果報酬型で個人差が大きい
- 平均年収だけでなく残業・勤続年数・キャリア機会も確認する
この記事のポイント
- 第一ライフグループ(持株会社)の平均年収は約1,143万円(2026年期)
- 第一生命保険の内勤職員は約534万円、営業職員は約449万円
- 30歳で約700〜870万円、40歳で約1,000〜1,170万円が目安レンジ
- 大手金融7社比較では6位、7社平均を約16.5万円下回る
- 平均年収は会社全体の平均値であり、個人の年収を保証するものではない