手取り計算 だいたいの目安|平均年収から考える
手取り計算の基本|額面年収から何が引かれる?
手取りとは、額面年収から社会保険料と税金を差し引いた金額です。だいたいの目安として、額面年収の70〜80%が手取りになると覚えておくと便利です。ただし、年収や家族構成によって割合は変わります。
社会保険料は健康保険・厚生年金・雇用保険などで、額面の約15%程度。税金は所得税と住民税で、課税所得に応じて変わります。年収500万円の場合、手取りはおよそ380〜400万円が目安です。
平均年収から見る手取りの目安
厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査(2025年)によると、一般労働者(男女計)の所定内給与は月34万600円(mhlw.go.jp)。年間賞与を含めた年収の平均は約545万円(daylight-law.jp)とされています。
- 年収300万円台:手取り約230〜270万円
- 年収400万円台:手取り約300〜340万円
- 年収500万円台:手取り約380〜420万円
- 年収600万円台:手取り約440〜480万円
- 年収700万円台:手取り約500〜550万円
性別・学歴・産業別の平均年収と手取りイメージ
同調査によると、男性の平均月額は37万3400円、女性は28万5900円(mhlw.go.jp)。年収換算では男性約540万円、女性約410万円が目安です。
学歴別では、高校卒が年収約420万円、大学卒が約570万円、大学院卒が約660万円(daylight-law.jp)。
産業別では、電気・ガス・熱供給・水道が月44万4000円(年収約640万円)、学術研究・専門・技術サービスが月44万300円(年収約635万円)、金融・保険が月43万7000円(年収約630万円)と高めです(mhlw.go.jp)。
一方、宿泊業・飲食サービス業は月27万7200円と低めで、年収約380万円台となります。手取りは約280〜310万円程度が目安です。
手取りをだいたいで計算する手順
自分の手取りをざっくり知りたいときは、次の手順で計算できます。
例えば額面年収500万円なら、社会保険料75万円、税金25〜50万円を引いて、手取りは375〜400万円程度。これはあくまで目安で、実際はもう少し複雑です。正確には給与明細やシミュレーションツールを使いましょう。
- 1. 額面年収を確認する(賞与込み)
- 2. 社会保険料を約15%として引く
- 3. 所得税・住民税を約5〜10%として引く
- 4. 残った金額がだいたいの手取り
手取り計算で注意したいポイント
手取りは年齢や家族構成で大きく変わります。扶養家族がいると社会保険料や税金が安くなる場合があります。また、40歳以上は介護保険料が加算されます。
厚生労働省の調査は所定内給与であり、残業代や賞与を含まない場合があるため、実際の年収とは異なる点に注意が必要です(daylight-law.jp)。
企業規模でも差があり、大企業の平均月額は38万5100円、小企業は30万5600円です(psrn.jp)。
この記事のポイント
- 手取りは額面年収のおよそ70〜80%が目安
- 平均年収は約545万円、手取りは約400〜440万円
- 年収500万円の手取りは約380〜400万円
- 性別・学歴・産業・企業規模で年収と手取りは変わる
- 正確な手取りはシミュレーションや給与明細で確認