高卒初任給の平均は?年収・手取りの目安をわかりやすく解説

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高卒の初任給はどのくらい?まずは相場感をつかむ

高卒(高校卒)の初任給は、公表されている統計ではおおむね月額16万〜18万円台に収まることが多い水準です。厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」では、高校卒の初任給は男女計で167.4千円(約16.7万円)と報告されています。

この金額は「通勤手当を除いた、6月分の所定内給与額」であり、残業代や賞与は含まれません。そのため、実際に支給される月の総支給額はこれよりやや多くなるケースが一般的です。なお、高卒初任給を含む初任給の詳細は毎年公表されるとは限らず、直近で確認できる学歴別初任給の公表値は令和元年調査のものです。最新の公表状況は厚生労働省の統計ページで確認してください。

  • 高卒初任給の目安:月額およそ16万〜18万円台
  • 出典の数値:高校卒 167.4千円(男女計・通勤手当除く)
  • 残業代・賞与・通勤手当は含まれない点に注意

高卒初任給を年収に換算するといくら?

初任給はあくまで月額の所定内給与なので、年収を知るには賞与を加えて考える必要があります。仮に初任給が月16万〜18万円、賞与が年2〜4か月分だとすると、入社1年目の年収はおおむね240万〜290万円程度が一つの目安になります。

賞与の有無や支給月数は企業によって差が大きく、業績連動型の場合は変動します。また入社1年目は賞与が満額支給されないケースも多いため、実際の初年度年収は上記レンジの下限に近づきやすい点も覚えておきましょう。

  • 月給16万〜18万円 × 12か月 = 約192万〜216万円
  • 賞与2〜4か月分を加えると年収約240万〜290万円が目安
  • 1年目は賞与が満額でないことも多く、実際はやや低めになりやすい

大学卒・短大卒との初任給の違い

同じ令和元年調査では、大学卒の初任給は男女計210.2千円、高専・短大卒は183.9千円、高校卒は167.4千円となっています。高卒は大学卒と比べて月額で4万円強の差があり、これが年収ベースでは数十万円の差になりやすい計算です。

ただし、これはあくまで「初任給」の比較です。入社後の昇給や資格取得、職種転換によって差は縮まることもあり、学歴だけで生涯年収が決まるわけではありません。

  • 高校卒:167.4千円/大学卒:210.2千円/高専・短大卒:183.9千円(令和元年・男女計)
  • 初任給の差は年収換算で数十万円規模になりやすい
  • 入社後の昇給・キャリア次第で差は変動する

業種・企業規模でも初任給は変わる

高校卒の初任給は業種によっても差があります。令和元年調査では、男性の高校卒で建設業(177.0千円)や卸売業・小売業(170.7千円)、女性の高校卒で情報通信業(172.7千円)や建設業(167.2千円)が高めに推移した例が示されています。

企業規模別では、高校卒は大企業・中企業・小企業の差が大学卒ほど大きくない傾向が報告されており、規模間の格差は比較的小さいとされています。とはいえ地域や事業所の状況で実際の提示額は変わるため、求人票の記載を確認することが重要です。

  • 建設業・卸売業小売業・情報通信業などは相対的に高めの例がある
  • 高校卒は企業規模による差が比較的小さいとされる
  • 実際の金額は地域・事業所・職種で変動する

高卒初任給の手取りはいくらくらい?

月給が16万〜18万円の場合、社会保険料と税金が差し引かれた手取りはおおむね13万〜14万円台が一つの目安です。年収240万〜290万円であれば、手取り年収はおよそ190万〜230万円前後になることが多い計算です。

手取り額は居住地(住民税)、扶養の有無、社会保険の加入状況で変わります。実家暮らしと一人暮らしでは生活費の負担も大きく異なるため、家賃や交通費を含めた生活設計まで考えておくと安心です。

  • 月給16万〜18万円 → 手取りはおおむね13万〜14万円台
  • 年収240万〜290万円 → 手取り年収は約190万〜230万円が目安
  • 住民税・扶養・住まいの条件で手取りは変動する

高卒の年収は年齢とともにどう上がる?

厚生労働省「令和7年(2025年)賃金構造基本統計調査」では、学歴別の一般労働者の所定内給与は高校卒が297.2千円、大学卒が396.3千円となっています。これは全年齢・全勤続年数を合わせた平均であり、高卒でも経験を積めば月額30万円前後まで到達する人が一定数いることを示しています。

年齢階級別に見ると、高校卒は19歳以下で209.4千円、20〜24歳で225.2千円、35〜39歳で296.6千円、50〜54歳で335.1千円といった水準です。初任給の段階では16万〜18万円台でも、昇給を重ねることで年収は着実に上がっていく傾向が読み取れます。

  • 高校卒の平均所定内給与:297.2千円(2025年・全年齢計)
  • 年齢階級別:19歳以下209.4千円/20〜24歳225.2千円/50〜54歳335.1千円
  • 経験・昇進・資格取得によって年収は伸びる余地がある

この記事のポイント

高卒初任給は公表統計でおおむね月額16万〜18万円台。年収換算では初年度240万〜290万円程度が目安です。学歴・業種・企業規模・地域で金額は変わるため、求人票と公的統計の両方を確認しながら、手取りベースの生活設計まで考えておきましょう。

  • 高卒初任給の目安は月額16万〜18万円台(通勤手当・賞与除く)
  • 年収換算は約240万〜290万円、手取り年収は約190万〜230万円が一例
  • 大学卒との初任給差は月4万円前後、年収で数十万円規模
  • 高卒の平均所定内給与は297.2千円(2025年・全年齢計)
  • 最新の初任給公表値は限られるため、一次情報の確認が必須

参考情報

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