トリマーの給料・年収はいくら?平均相場と手取りの目安を解説

キーワード: トリマー 給料

トリマーの給料は公的統計で確認できる?

結論から言うと、トリマーという職業だけの給料・年収を直接示した国の公的統計は、今回確認した範囲では見つかりませんでした。厚生労働省の賃金構造基本統計調査は職種小分類まで公表していますが、トリマー単独の数値は確認できず、近い分類(生活関連サービス業・娯楽業、サービス職業従事者など)でしか把握できないのが実情です(e-stat.go.jp)。

そのため本記事では、公的統計の全体平均を基準にしつつ、業界の求人情報で一般的に見られる金額レンジを「目安」として整理します。断定できる数値ではない点を前提に読んでください。

トリマーの給料・年収の目安レンジ

求人情報などで見られる傾向として、未経験・アシスタント期は月給16万〜20万円前後、年収にすると200万〜260万円程度のケースが多めです。トリマーとして独り立ちすると月給18万〜23万円・年収240万〜320万円、チーフや店長、オーナー級になると月給25万〜30万円・年収350万〜450万円程度が一つの目安になります。

ただしこれらは勤務先の規模、地域、歩合給の有無で大きく振れます。公的な裏付けがある数字ではないため、実際の応募先の提示額を必ず確認してください。

  • 未経験・アシスタント:月給16万〜20万円/年収200万〜260万円前後
  • 一般トリマー:月給18万〜23万円/年収240万〜320万円前後
  • チーフ・店長クラス:月給25万〜30万円/年収350万〜450万円前後
  • パート・時給制:時給1,000〜1,300円前後が目安

全体平均とくらべるとどのくらいの水準か

厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、一般労働者(短時間労働者以外)の所定内給与は男女計で月34万600円(前年比3.1%増)、年収換算で約490万円です(mhlw.go.jp)。女性に限ると月28万5,900円で年収換算約410万円、男女間賃金格差は76.6となっています(mhlw.go.jp)。

トリマーが近いと考えられる「生活関連サービス業,娯楽業」の一般労働者(男女計)は月32万100円で、産業別では低めのグループに位置します(mhlw.go.jp)。さらにサービス職業従事者は40歳代後半で賃金がピークを迎える職種とされ、伸び幅が小さい点も特徴です(jil.go.jp)。

この全体平均と比較すると、トリマーの年収レンジ(おおむね200万〜450万円)は平均より低め〜同程度に収まりやすいと考えられます。

手取りはどのくらいになる?

月給20万円の場合、社会保険料や所得税・住民税を差し引いた手取りはおおむね15万5,000〜16万5,000円前後が目安です。年収300万円なら手取りは約230万〜240万円、年収350万円なら約265万〜275万円程度になります。

手取りは住んでいる自治体の住民税や扶養の有無で変わるため、あくまで概算として捉えてください。

給料を左右する主な要因

トリマーの給料は、基本給だけでなく歩合給や手当の設計に左右されます。求人票では「固定給+歩合」の割合、担当できる頭数のノルマ、資格手当の有無を確認しましょう。

また店舗の客単価が高い地域・業態ほど給与水準は上がりやすく、都市部のブランド店では地方より高い傾向があります。

  • 雇用形態(正社員かパート・アルバイトか)
  • 経験年数と担当できる犬種・カットの幅
  • 歩合給・トリミング本数・指名の有無
  • 勤務先の規模と地域(都市部か地方か)
  • トリマー資格や関連資格の手当

給料を上げるための現実的な方法

未経験から入る場合は、研修制度や資格取得支援がある職場を選ぶと、独り立ちまでの期間が短くなり昇給も早まりやすくなります。カット技術の幅を広げて指名を取れるようになると、歩合収入が伸びる可能性があります。

数年働いて伸び悩む場合は、固定給と歩合のバランスが良い求人への転職や、店長・エリアマネージャーなど管理職ルートへのステップアップも選択肢になります。

この記事のポイント

  • トリマー単独の給料を示す公的統計は確認できず、数値は目安として扱う必要がある
  • 求人相場の目安は年収200万〜450万円、未経験は200万〜260万円前後が多い
  • 全体平均は年収約490万円、近い産業の生活関連サービス業は低めの水準
  • 歩合給・地域・経験が給料を大きく左右する
  • 手取りは額面の約7.5〜8割が目安。応募先の提示額を必ず確認する

参考情報

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