東京の平均年収は678万円?2025年最新データと手取りのめやす
東京の平均年収は約678万円(2025年・全国1位)
厚生労働省「令和7(2025)年賃金構造基本統計調査」をもとに、一般労働者(パートタイムを除く)・産業計・男女計の東京都の推計年収を計算すると678.0万円(6,779,800円)となります。月額のきまって支給する現金給与額は44.9万円、年間賞与その他特別給与額は139.8万円という内訳です(totonoe.tech)。
同じ調査で全国計の賃金は男女計340.6千円(所定内給与)となっており、東京都は47都道府県で最も高い水準です(mhlw.go.jp)。ただし公表されている数値には「所定内給与ベース」と「きまって支給する現金給与+賞与ベース」があり、集計方法の違いで見え方が変わります。
- 東京都の推計年収:約678万円(一般労働者・男女計)
- 月額(きまって支給する現金給与額):約44.9万円
- 年間賞与その他特別給与:約139.8万円
- 平均年齢43.4歳・平均勤続年数12.6年
全国平均との比較|東京は約132万円高い
東京都の678.0万円は、全国平均545.6万円と比べて約132.4万円高く、全国平均のおよそ1.24倍にあたります(totonoe.tech)。都道府県別の所定内給与でみても、全国計340.6千円を上回ったのは東京都・神奈川県・愛知県・大阪府の4都府県のみで、東京都は418.3千円と突出しています(mhlw.go.jp)。
一方、Indeedの解説では東京都の平均年収を644.4万円(全国平均527万円)と試算しており、集計の基準や対象の違いによって600万円台前半〜680万円程度の幅で語られる点には注意が必要です(jp.indeed.com)。
- 東京都:約678万円(推計年収・一般労働者)
- 全国平均:約545.6万円(同条件)
- 差額:およそ+132万円
- 所定内給与でみた東京都:418.3千円(全国計340.6千円)
男女別の平均年収|男性754.0万円・女性550.6万円
東京都の一般労働者を男女別にみると、男性は754.0万円、女性は550.6万円で、その差は約203.4万円です(totonoe.tech)。全国の男女間賃金格差は(男性=100)で76.6となっており、女性は男性より高い職位・勤続年数に就きにくい傾向が数字に表れています(mhlw.go.jp)。
ただし、これはあくまで統計上の平均値です。職種・雇用形態・勤続年数によって実際の年収は大きく変動するため、自分の条件に近いレンジで確認することをおすすめします。
- 男性:約754万円
- 女性:約550万円
- 男女差:約203万円
- 全国の男女間賃金格差:76.6(男性=100)
東京都の平均年収が高い理由
東京都は日本の経済・政治・文化の中心地であり、大企業の本社や政府機関、外資系企業の拠点が集中しています。金融、情報通信、メディア、広告、エンターテインメントなど付加価値の高い産業が集積していることが、高い給与水準につながっていると指摘されています(jp.indeed.com)。
また、住宅費や交通費、物価など生活費が全国でも高いため、それを補う形で中小企業でも給与が高めに設定されやすいという事情もあります。加えて、産業別の賃金では「電気・ガス・熱供給・水道業」444.0千円、「学術研究,専門・技術サービス業」440.3千円などが高く、こうした業種が都市部に集中していることも影響しています(mhlw.go.jp)。
- 大企業本社・政府機関・外資系拠点の集積
- 金融・情報通信・専門サービスなど高付加価値産業の集中
- 生活費の高さを反映した給与設定
- 高賃金業種の求人が都市部に多い
業種・学歴・雇用形態別の年収レンジのめやす
東京に限らず全国ベースの数字ですが、業種別では電気・ガス・熱供給・水道が約640万円、学術研究・専門・技術サービスが約635万円、金融・保険が約630万円、情報通信が約585万円といった水準がめやすになります。東京都はこれらの業種の求人が多いため、同じ職種でも地方より高い年収を狙いやすい環境です。
学歴別では高校卒が約420万円、大学卒が約570万円というのが全国のめやすです(mhlw.go.jp)。雇用形態別では正社員・正職員の所定内給与が358.8千円であるのに対し、それ以外は241.7千円にとどまり、雇用形態による差も大きくなっています。
- 電気・ガス・熱供給・水道:約640万円(全国めやす)
- 金融・保険:約630万円
- 情報通信:約585万円
- 大学卒:約570万円/高校卒:約420万円
- 正社員358.8千円 vs 非正規241.7千円(月額所定内給与)
手取りはどのくらい?額面からの目安
年収678万円の場合、社会保険料や税金を差し引いた手取りはおおよそ額面の75〜80%程度が目安となり、月々の手取りは約40万〜45万円前後、年間では約510万〜545万円程度になる計算です。扶養家族の有無、住民税、社会保険料の等級によって変動します。
年収500万円台であれば手取りは約380万〜400万円台、年収400万円台であれば手取りは約310万〜330万円台が一つの目安です。正確な金額は勤務先の保険料や控除額によって異なるため、給与明細や自治体のシミュレーションで確認してください。
- 額面678万円 → 手取りの目安は約510万〜545万円
- 額面550万円 → 手取りの目安は約420万〜440万円
- 額面420万円 → 手取りの目安は約310万〜330万円
平均年収を見るときの注意点
公表されている「平均年収」は統計上の平均値であり、中央値ではありません。一部の高所得者が平均を引き上げるため、実際に真ん中の人が受け取る金額は平均より低くなる傾向があります。
また、集計方法の違いで数値が変わる点にも注意が必要です。厚生労働省の調査では、所定内給与(月額)ベースの数値と、きまって支給する現金給与×12+年間賞与で計算した推計年収ベースの数値が混在しています。東京都の平均年収を語る場合、600万円台前半から680万円程度までの幅があることを前提に、出典と条件を確認しましょう。
- 平均値であり中央値ではない
- パートタイムを含むかどうかで数値が変わる
- 所定内給与ベースか年収換算ベースかに注意
- 同じ「東京都」でも年齢・職種・勤続年数で大きく変動する
この記事のポイント
- 東京都の平均年収は約678万円で全国1位(一般労働者・男女計)
- 全国平均545.6万円より約132万円高い水準
- 男性約754万円・女性約550万円と男女差は約203万円
- 高賃金業種と大企業本社の集積が東京の高さの背景
- 平均値・集計方法の違いで数値に幅があるため出典確認が重要